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80年代カルチャーを牽引した『宝島』が復刊、『宝島AGES』の第1号は80年代を大特集

2014/12/24 23:26掲載
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宝島AGES 2015年 02月号
宝島AGES 2015年 02月号
バンドブームや原宿ファッションなどのサブカルチャーを牽引した80年代の『宝島』が、季刊誌『宝島AGES(エイジズ)』として12月25日に復刊。出版元は宝島社

以下、プレスリリースより

『宝島』は1973年に創刊して以来、日本のサブカルチャーを牽引してきました。特に80年代の『宝島』はその後の日本のロック、ストリートファッションに大きな影響を与えました。RCサクセション、YMOという時代を作ったアーティストを世に広め、また今のカジュアルファッションの礎となるヒステリックグラマー、MILKなど数々のブランドが「原宿ファッション」を広め、その後の「裏原ブーム」を作り出したデザイナーたちも『宝島』に連載を持っていました。また、当時の読者のなかからも今のトップクリエーターが育ち、彼らの口から「もっとも影響を受けたのは『宝島』だった」と語られることが最近では多くなっています。

 『宝島AGES』は、今様々な世代でトップに立ったクリエーターを結集して、「伝説のカルチャー誌」を復刊し、雑誌メディアが世の中に大きな影響を与えることを取り戻す実験、挑戦でもあります。

 第1号では、RCサクセションやザ・ブルーハーツ、ラフィンノーズ、有頂天といったパンク・ニューウェイブの音楽シーンから、ファッションブランド・MILK、ヒステリックグラマーなどが生み出した原宿ストリートカルチャー、80年代伝説のクラブ「ピテカントロプス」等のDJ/クラブ・カルチャー、「戦争」と「平和」をキーワードにした対談などを特集。常に新しい視点や価値観を提供していた『宝島』ならではのコンテンツを発信しています。

 各企画に登場する面々も、「よしもとばなな×町田康の対談企画」をはじめ、しりあがり寿や中森明夫、渋谷直角、綾小路翔、ヒャダインなど、80年代の『宝島』で活躍していた人々から当時の読者まで、『宝島AGES』ならではの豪華な顔ぶれとなっています。
 宝島社は、2010年には40代女性誌『GLOW』、ナチュラル系ファッション雑誌『リンネル』を、今年3月には 40代・50代女性に向けた『大人のおしゃれ手帖』、『オトナミューズ』を創刊し、いずれも月刊10万部以上を売り上げ、新市場を開拓しています。今後も雑誌のリーディングカンパニーとして、読者のニーズを捉えた価値のあるコンテンツを生み出すことで、雑誌市場全体の拡大を図るとともに、業界の活性化に寄与していきたいと考えております。

※日本ABC協会2014年上半期(2014年1〜6月)雑誌発行社レポートより
●『宝島AGES』
発売日: 2014年12月25日
定価:880円(税込)
判型: B5判

【第1号特集内容】
◆80年代特集
RCサクセションが駆け抜けた80年代、Yellow Magic Orchestra
80's STREET FASHION(大川ひとみ、北村信彦)
伝説のクラブ ピテカントロプスを語る、よしもとばなな×町田康対談、
大貫憲章とロンナイの35年、園子温、綾小路翔
◆「戦争」と「平和」  ハッカーズ(堀江貴文、茂木健一郎、金杉肇)対談
◆コラム
みうらじゅん、中森明夫、しりあがり寿、大根 仁(モテキ監督)、
近田春夫、吉田豪、天久聖一、渋谷直角、辛酸なめ子、
ピーター・バラカン、ヒャダイン、杉作J太郎、箭内道彦、町山広美 etc.