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ピンク・フロイド 新アルバム『The Endless River』のプロモ映像(EPK)のフルVerが公開

2014/11/01 23:27掲載(Last Update:2014/11/04 01:46)
Pink Floyd / The Endless River
Pink Floyd / The Endless River
ピンク・フロイド(Pink Floyd)が20年ぶりに発表する新アルバム『The Endless River』。インタビューを中心にしたプロモ映像(EPK)のフル・ヴァージョンが公開。約9分。



発売は『永遠(TOWA)』という邦題が付いた国内盤は11月12日、海外盤は11月10日。

スタジオ・アルバムの発表は1994年の『The Division Bell(邦題:対/TSUI)』以来。アルバムはデヴィッド・ギルモア(David Gilmour)ニック・メイスン(Nick Mason)リチャード・ライト(Richard Wright)を中心に1993〜94年に行われた『The Division Bell』セッションのアンビエント&インストゥメンタル・ミュージックをベースにしたもので、プロデュースはギルモア、フィル・マンザネラ(Phil Manzanera)キリング・ジョーク(Killing Joke)等で知られるユース(Youth)、レコーディング・エンジニアのアンディ・ジャクソンが担当しています。アルバムは4つのテーマに分かれており、インストゥルメンタル曲を中心にした作品になる予定。また「LOUDER THAN WORDS」という曲ではポリー・サムソン(『The Division Bell』で大半の曲の作詞を担当)が新しい歌詞を付けています。

アルバムには、クリエイティブ・ ディレクターとしてヒプノシスのオーブリー・“ポー”・パウエルが参加。アルバム・ジャケットの、雲の「川」に漕ぎ出してゆく男の力強いイメージのコンセプトは、18歳のエジプト人デジタル・アーティスト、アハメッド・エマッド・エルディンの作品が基になっているそうです。

海外では通常CD、2LP(180g)に加え、DVDまたはBlu-rayを付属したデラックス・エディションもあり。DVD/Blu-rayにはアルバムの5.1サラウンド・ヴァージョンやステレオ・ヴァージョンのほか、アルバム未収録のオーディオ&ビジュアルが追加されます。

また日本盤のみ「日本の歴代ディレクターが語るピンク・フロイド秘話」他詳細な日本版ブックレット付。

なお、デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)によれば、このアルバムがバンドにとって最後のアルバムとなるとのこと。英BBC Radio 6 Musicの番組で今後のリリースについて訊かれたギルモアは「リック(・ライト)はもういないし、この次がないことは、かなり確かなことです」とコメントしています。ただ、まだ陽の目を見ていないリック・ライト(リチャード・ライト)とのセッション音源は、自身のソロ作品に使うかもしれないとも述べています。

以下は以前に公開された音源・映像

プロモ映像


プロモ映像


クリップ音源






プロモ映像(EPK)

(EPK 訳 October 9, 2014)
■デヴィッド・ギルモア&ニック・メイスン
デヴィッド・ギルモア:『永遠(TOWA)』は、55分あまりにわたる4つのパートにまたがって構築されてゆく、よどみない音の流れなんだ。
デヴィッド・ギルモア:この作品には『対(TSUI)』からの連続体みたいなものが存在するね。『対(TSUI)』の最後から1つ前のフレーズが’the endless river’なんだ。「運命の鐘 (High Hopes)」の終わりに’the endless river forever and ever’(終わりなき川は永遠に)と出てくる。
デヴィッド・ギルモア:唯一のコンセプトは、リックとニックと僕がひとつになって、ピンク・フロイドらしいプレイをしているということ。大昔のことで忘れかけていたのが、ここへきて楽曲を紐解いたことで、一気に感触が蘇ってきたような感じかな。
ニック・メイスン:リックはきっと感激してくれると思うよ。このアルバムでは、彼のやっていることの多くを、かなりいい形で認識できると思うんだ。
ニック・メイスン:一番意義があるのは、リックがやったものを実際に聴くことだと心から思う。リックを失って、…彼がいかに特別なプレイヤーだったかを本当に思い知らされたんだ。
デヴィッド・ギルモア:これは彼へのトリビュートなんだ。心を強くかき立てられたり、感情を大きく揺さぶられたりする瞬間がたくさんある。音源を全部聴いてみて、やはり彼がいなくなってしまったこと、そしてこれが彼が僕たちと一緒にあの演奏を聴かせてくれる最後のチャンスだということを思うと、改めて残念に思う。
デヴィッド・ギルモア:ポリーは、僕たち3人が作る音楽には何かしら言葉で言い表せないものがあるということを表現するために、「ラウダー・ザン・ワーズ」に歌詞をつけた。「ラウダー・ザン・ワーズ」の歌詞は、いってみれば、魔法の瞬間のようなものを象徴しているんだ。歌のアイデアとしてはかなり完成に近かった曲のひとつだね。ポリーは、僕たちがこういう音楽を作るときに得るものを言い表すものとして「ラウダー・ザン・ワーズ」(に歌詞をつけること)を思いついたんだ。ニックも僕も、控えめに言ってもおおよそ口達者ではないから、ポリーは僕たちが音楽を通じて自己表現をするのが適切だとは考えながらも、それを言葉でも説明できるように手助けしてくれている。

「ラウダー・ザン・ワーズ」歌詞より:
僕たちは不満を漏らし 衝突する
顔を合わせれば互いを非難し合うけれど
こうして一緒に事に臨む

デヴィッド・ギルモア:僕たちはそこにある最高の部分をうまくものにできたと思う。これで決まりじゃないかな。

「ラウダー・ザン・ワーズ」歌詞より:
人生に疲れたような顔をしながら
やるべきことをやる
嫌っても 大切に育んでも 愛でてもいい



以下、プレスリリースの日本語訳

全世界で2億5千万枚以上のセールスを誇り、永遠にロック史に輝く”時代を超越する音芸術”、英国を代表する、歴史上最も偉大なロック・バンドの一つであり、歴史上最も成功したバンドの一つ、伝説のピンク・フロイド(デヴィッド・ギルモア、リック・ライト、ニック・メイソン)。1994年『対(TSUI)』以来20年振りとなるニュー・アルバム、『THE ENDLESS RIVER=邦題:永遠(TOWA)』の詳細が本日9月22日(日本時間)に明らかになり、11月12日に日本はソニー・ミュージックよりリリースされることが決定した。この作品は、プロデュースをデヴィッド・ギルモア、フィル・マンザネラ(ロキシー・ミュージック)、ユース(キリング・ジョーク、ポール・マッカートニーとのザ・ファイアーマン)、アンディ・ジャクソン(近年のピンク・フロイド作品のレコーディング・エンジニア)が手掛け、その神秘的なアルバムのアートワークは全世界10都市で大々的に公開され、ロンドンのサウス・バンクではライトアップを施された高さ8メートルの巨大オブジェが設置されている。キーボードのリック・ライトは2008年に死去。このアルバムはリック・ライトへのトリビュートであると残された2人のメンバーが語る。

デヴィッド・ギルモア:
「『THE ENDLESS RIVER』の始まりは、1994年にリリースされた『対(TSUI)』のセッションで生まれた楽曲に遡るんだ。3人一緒の演奏を20時間分以上聴いて、新作に収録するために取り組む曲を吟味して選んだ。去年の1年間で新しいパートを加えたり、新たにレコーディングしながら、スタジオのテクノロジーを活かして、21世紀のピンク・フロイドのアルバムを作った。リックが逝ってしまって、もう二度とセッションができなくなってしまった今こそ、僕たちのレパートリーの一部ににするのが正しい気がする」

ニック・メイソン:
「『THE ENDLESS RIVER』はリックへのトリビュートなんだ。このアルバムは、ピンク・フロイド・サウンドの中心で彼がやっていたことや、彼の演奏の多くを確認するいい手段だと思う。セッションを聞き返していると、彼がいかにスペシャルなプレイヤーだったかを痛感したよ」

『永遠(TOWA)』は「4つのテーマ」に分かれている。楽曲はピンク・フロイドならではの幻想的なインストゥルメンタル曲を中心として、「LOUDER THAN WORDS」という曲ではポリー・サムソン(『対(TSUI)』で大半の曲の作詞を担当)が新しい歌詞を付けている。

雲の「川」に漕ぎ出してゆく男の力強いイメージのコンセプトは、18歳のエジプト人デジタル・アーティスト、アハメッド・エマッド・エルディンの作品が基になっている。アハメッドの描いたイメージは、数々の栄誉を受賞したイギリスのデザイン事務所、スタイロルージュ(Stylorouge)によって、アートワークとして完成。この『永遠(TOWA)』のアートワークは、ロンドンのサウス・バンクにて、ライトアップされた、高さ8メートルの立方体の巨大オブジェとして展示されている。

ピンク・フロイドのアルバムのアートワークは、その大半がヒプノシス(Hipgnosis)のストーム・トーガソンのデザインによるものであり、このバンドとは切っても切れない伝説の一部となっている。ストームが2013年に死去したことに伴い、ストームの伝説的なアートを受け継いでいくために、ヒプノシスで数多くの傑作アートワークをストームとともに作り上げた盟友オーブリー・“ポー”・パウエルに任せられた。

「アハメッドのイメージを見た瞬間、ピンク・フロイド的な共鳴を覚えたんだ。謎めいていて、自由に解釈ができる。それに、『永遠(TOWA)』のカヴァーとして、とても合うんだ」(オーブリー・“ポー”・パウエル)。

アルバムは4つのテーマに分かれており、人々の想像力を掻き立て、特別なリスニング体験となるであろう。



●特設サイト
http://www.pinkfloyd.com/theendlessriver/
●『永遠(TOWA) /THE ENDLESS RIVER』

収録曲

SIDE 1
Things Left Unsaid / 追伸
It’s What We Do / 使命 
Ebb And Flow / 潮汐流(ちょうりゅう)

SIDE 2
Sum / サム 
Skins / スキンズ
Unsung / 静かなる人
Anisina / 追慕〜遥かなる想い

SIDE 3
The Lost Art of Conversation / 失われた話術
On Noodle Street / ヌードル・ストリートにて
Night Light / 灯(ともしび)
Allons-y (1) / 出発(たびだち)Part1 
Autumn’68 / オータム’68
Allons-y (2) / 出発(たびだち)Part2
Talkin’ Hawkin’ / トーキン・ホーキン

SIDE 4
Calling / 天の呼声
Eyes To Pearls / 真珠を見つめる目
Surfacing / 浮遊
Louder Than Words / ラウダー・ザン・ワーズ
*邦題の( )内はルビ

【『永遠(TOWA) /THE ENDLESS RIVER』発売パッケージ形態】
発売日:11月12日日本発売予定(UK11/10,US 11/11)
①『永遠(TOWA) ーDeluxe DVD Version 』 (CD/DVD box) 
  *品番:SICP4440〜1 価格:税抜5500円+税
  *豪華ボックス/24Pハードバック・ブック/レンティキュラー・ポストカードX1/ポストカードX2/
*アルバム未収録曲含むオーディオ・ヴィジュアル・マテリアル- 6 video & 3 audio他
② 『永遠(TOWA) ーDeluxe BD Version 』 (CD/BD box)
   *品番: SICP4442〜3 価格:税抜6500円+税
   *豪華ボックス/24Pハードバック・ブック/レンティキュラー・ポストカードX1/ポストカードX2
*アルバム未収録曲含むオーディオ・ヴィジュアル・マテリアル- 6 video & 3 audio他
③ 『永遠(TOWA) ーStandard Version 』 (CD)
   *品番: SICP4444   価格:税抜2400円+税
   *ecol book仕様 (デヴィッド・ギルモアの "on an island"と同じような仕様) 

【『永遠(TOWA)』パッケージ詳細】
<DELUXE EDITION> CD + DVD / CD + BLU-RAY (2-DISC BOXED SET)
Box includes:
●ハードカバー24Pフォトブックレット(1993年のセッションからの未発表写真満載)
●3枚のコレクターズ・フルカラー・ポストカード(1枚は3Dレンティキュラー・デザイン)
●CD、DVD、BLU-RAYのディスクはフルカラー・レーベルでフルカラージャケットに収納
●DVD&BLU-RAY:39分のオーディオ・ヴィジュアル・マテリアル- 6 video tracks & 3 audio tracks,
【6video tracks】
①Anisina/追慕〜遥かなる想い
②Untitled/名前のない詩(アルバム未収録曲)
③Evrika (a) エヴリカ(a)(アルバム未収録曲)
④Nervana ナーヴァナ (アルバム未収録曲)
⑤Allons-y 出発(たびだち)
⑥Evrika (b) エヴリカ(b)(アルバム未収録曲)
【3 audio tracks】
①TBS9  TBS9(アルバム未収録曲)
②TBS14  TBS14(アルバム未収録曲)
③Nervana ナーヴァナ(アルバム未収録曲)
●アーカイヴ・ビデオ・マテリアルや1993年のセッションでの写真なども映像で収録
●他海外仕様に準ずるマスターを使用

<STANDARD EDITION>
●ハード・カバー・バウンド・ブック:デヴィッド・ギルモア『オン・アン・アイランド』と同じ仕様
●16Pフォト・ブックレット(1993年のセッションからの未発表写真満載)