現在もシーンに多大な影響を与える名アーティストを輩出した70年代ジャーマン・ロック・シーン。いまだ謎の多い数多の当時のアーティスト/シーンに迫るクラウトロックのカタログ本『クラウトロック大全』が刊行決定。Pヴァインから6月27日発売予定。
本書では1960年代末クラウトロック黎明期から1980年代初頭のノイエ・ドイチェ・ヴェレまでの主要作品、700枚以上を紹介。日本では1997年に『ジャーマン・ロック集成』が刊行されて以来、同類の書はないだけに待望のカタログ本と言えます
●『クラウトロック大全』
小柳カヲル (著)
<内容>
70 年代のドイツ・ロックにおける、もっともミステリアスで、壮絶なる実験─カン、クラフトワーク、ノイ! 、クラスター、アシュラ・テンペ ル、アモン・デュール、グルグル、ポポル・ヴーなどなど、「definitive」シリーズでおなじみのele-king books が送るクラウトロッ クのカタログ本、ついに刊行!
今世紀に入ってから、ますます影響力を発揮しているクラウトロック─レディオヘッドからデトロイト・テクノにまで絶大な影響を与えた 1970 年代のドイツ・ロック。
いまだ根強い人気を誇り、いまだ再発盤のリリースが絶えず、プログレッシヴ・ロック世代からオウガ・ユー・アスホールに代表される若い世代にまで、幅広く聴かれつづけている。
日本では、1997 年に『ジャーマン・ロック集成』が刊行されて以来、同類の書はない。
『クラウトロック大全』は、1960 年代末クラウトロック黎明期から1980 年代初頭のノイエ・ドイチェ・ヴェレまでの主要作品、700枚以上を紹介。
まさに空前絶後、音楽ファン待望のカタログ本だと言える。
著者の小柳カヲルは、長年、クラウトロック関係の仕事に携わり、多くのミュージシャンたちと対面し、現在もレーベルを運営しながらドイツ関係の音源をリリースしている。