冨田勲と初音ミクのコラボが話題を集めた「イーハトーヴ交響曲」。その制作過程に密着した番組『音で描く賢治の宇宙 〜冨田勲×初音ミク 異次元コラボ〜』がNHK Eテレの『ETV特集』で2月3日(日)に放送。
●NHK Eテレ『ETV特集』
『音で描く賢治の宇宙 〜冨田勲×初音ミク 異次元コラボ〜』
2月3日(日)22:00〜
【再放送】2月10日(日)24:50〜
日本を代表する作曲家の一人、冨田勲さん(80歳)。自身の集大成となる「交響曲」を作曲しました。その名も「イーハトーヴ交響曲」。テーマは、冨田さんが長年描きたいと思い続けてきた、作家・宮沢賢治の世界です。賢治の4次元的・宇宙的な世界観を、どうやって音楽で表すか。悩んだ末、冨田さんが思いついたのは、なんとインターネットの動画サイトで大人気のバーチャル・シンガー“初音ミク”の起用。こうしてオーケストラと初音ミク、200人の合唱が奏でる、前代未聞の壮大な交響曲が生まれることに。その5か月に及ぶ制作過程に密着。なぜ宮沢賢治の世界に初音ミクなのか。そして、交響曲誕生の裏に秘められた、賢治の「雨ニモマケズ」をめぐる10年越しの約束とは。みずからも少年時代に大地震に被災したという冨田さんが交響曲に託した、東北の被災者への思いとは。人生の集大成だ、という「イーハトーヴ交響曲」に込められた冨田さんの思いに迫ります。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0203.html