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ソ連で独自に進化を遂げていた電子音楽を徹底調査 書籍『共産テクノ ソ連編』の増補改訂版発売

2021/09/20 15:46掲載
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共産テクノ ソ連編
共産テクノ ソ連編
テルミンを生み出したソ連で独自に進化を遂げていた電子音楽。謎のベールに包まれたソ連テクノの実態を徹底調査した書籍『共産テクノ ソ連編』(四方宏明 著/2016年)が32ページ増の増補改訂版で再登場。パブリブから10月10日発売予定
■『共産テクノ ソ連編 増補改訂版』
四方宏明 (著)

<内容>
テルミンを生み出したソ連で
独自に進化を遂げていた電子音楽
共産趣味テクノby西側陣営
ロシアン・ハードベースbyスラヴ不良ゴプニク
メロディヤ認定スポーツテクノ継承者インタビュー等
初版から32ページ増の永久保存版!

■ガガーリンも宇宙で聴いたソ連電子音楽の元祖、ヴィチスラーフ・ミシェーリン
■ソ連の共産テクノの起源となるラトビアの宅録集団、ゼルテニエ・パストニエキ
■ 2 トラック録音機だけで名作を作り上げた人力テクノ二人組、チルナフスキー=マテツキー
■小国ラトビア出身ながら、売上2000万枚を超えるスペースディスコ、ゾディアック
■Kraftwerkをレゲエカヴァーし、イラク公演まで果たしたエストニアのTornaado
■強制労働を課された事もある自称火星出身ソ連版Lady Gaga、ジャンナ・アグザラワ
■ YMO をサンプリング(パクった?)した閉鎖都市の反乱者、Brothers In Mind
■「セックスのための音楽」を発表した「化粧品研究所」、ニー・コスメチキ
■突然テクノディスコを発表したリトアニア音楽院のクラシック音楽理論教授テイスティス・マカチナス
■ラヴソングを英語のみで歌う旧スターリングラード出身のアイドルデュオSlow Motion
●ロシア・アヴァンギャルド風ジャケット展や、ペレストロイカ期に出版
されたモスクワのガイドブック再訪など共産趣味コラム類も多数!!

<著者について>
1959年京都市生まれ。神戸大学卒。
2014年にP&G退社後、(株)conconcom
及び(株)WATER DESIGNにてコンサルタントとして活動する。
2001 年よりAll About にてテクノポップの
ガイドとなり、インタビュアー、音楽発掘家
としても情報を発信し続けている。
研究対象は、「共産テクノ」「中南米テクノ」「世界の渋谷系」等。