大河原邦男、出渕裕、宮武一貴が参加。トークイベント<メカデザイナーズサミット>が東京都稲城市のiプラザホールで12月15日(土)開催。ゲストの御三方による「メカデザイン」についてのトークが展開されます。入場無料。
<メカデザイナーズサミット>日時:平成24年12月15日(土曜日)午後5時から午後7時
※午後3時 開場・整理券配布
※入場無料
会場:稲城市立iプラザホール(稲城市若葉台2-5-2)
定員:400名
主催:稲城市
共催:稲城市商工会
[ゲスト紹介]
1.宮武一貴氏
1949年神奈川県生まれ。東京農工大学農学部大学院在学中、SFクリスタルアート(のちのスタジオぬえ)を創設。SF専門誌や文庫などの表紙・挿絵のイラストを手がける。特に小説『宇宙の戦士』用にデザインしたパワードスーツはのちの、リアルロボットアニメーションに多大な影響を与えた。代表作はダンバイン(「聖戦士ダンバイン」)、オーガス(「超時空世紀オーガス」)、アンドロメダ(「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」)、アルカディア号(劇場版「銀河鉄道999」)など多数。また、SFの知識を生かしマクロスシリーズでは異星人の文明(文字・言語・技術・美術体系)など、世界観全体の設定も行う。現在も第一線で活躍している日本が誇るメカデザイナーの一人。
2.出渕裕氏
1958年東京都生まれ。漫画家、イラストレーター、アニメーターなど幅広い分野で活躍するクリエーターとして知られる。横須賀学院高校卒業後、長浜忠男氏の紹介で1979年「闘将ダイモス」の敵メカデザインを担当しメカデザイナーとしての活動を開始。「戦闘メカ ザブングル」「機甲界ガリアン」では大河原邦男氏とともにメカデザインに参加する。また、1980年代は漫画製作、小説の挿絵など漫画家兼イラストレーターとしての活動も始める。その後、ガンダムシリーズや「機動警察パトレイバー」、スーパー戦隊シリーズなどの多くの作品でメカデザインを手掛け、2002年TVアニメ「ラーゼフォン」で初監督を務める。現在「宇宙戦艦ヤマト2199」の総監督を務めており、多忙な日々を送っている。
3.大河原邦男氏
1947年東京都生まれ、稲城市在住。東京造形大学卒業。1972年竜の子プロダクション入社。「科学忍者隊ガッチャマン」以後はメカデザイン専門となる。その後、中村光毅氏と「デザインオフィス・メカマン」を設立。「タイムボカンシリーズ」を経て、1978年からフリー。サンライズ作品では「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」などのリアルロボットアニメから勇者シリーズなどのスーパーロボットアニメのメカデザインを担当。一方、旋盤機などの機械を自宅に揃えるほど「モノづくり」が大好きで、「月刊ガンダムエース」(角川書店)誌上ではプロさながらの立体造形物を発表している。10月に発売されたタツノコプロ50周年記念本に収録されたアニメ「一発必中!!デバンダー」が話題を呼んでいる。
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.city.inagi.tokyo.jp/shoukai/kankou/meka_sami/index.html