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日本ジャズ界のレジェンド、ジャズサックス奏者の土岐英史が死去

2021/06/27 18:31掲載
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土岐英史
土岐英史
日本ジャズ界のレジェンド、ジャズサックス奏者の土岐英史が死去。71歳でした。

過去に土岐英史のDVDや教則本を販売した音楽DVD&BOOK出版社のアルファノートは、彼の娘でミュージシャンの土岐麻子から訃報の連絡を受けたことをSNSで明らかにしています。アルファノートによると「ここ数年、教則本の新刊執筆中でしたが、体調不良が続かれており、昨日息を引き取られたとの麻子様より連絡を頂きました」。また音楽評論家の金澤寿和も訃報を伝えており、「ガンで闘病中だった」と伝えています。





土岐英史は、1950年2月1日神戸生まれ。中学時代にクラリネットとサックスを始め、ジャズを試みる。16歳でプロとしてデビュー。鈴木勲グループ、宮間利之とニューハード、日野皓正クインテット、川崎燎クインテット、板橋文夫カルテットなどに参加。75年には初リーダー作 『TOKI』をリリース。79年、松岡直也ウィシングに参加、スイス・モントゥルー・ジャズ・フェスティバルに出演する。85年にはCHICKEN SHACKを結成。同バンドで10枚のアルバムをリリース。89年にTOKI & CRUISINGを結成。その後自己のグループの活動の他、佐藤允彦(p)ランドゥーガなど多くのグループに参加した。

山下達郎のバッキング・メンバーの一人としても有名で、1977年から2011年まで山下達郎のツアーに参加していた。