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ビートルズのマネージャー ブライアン・エプスタインの伝記映画 ブライアン役はジェイコブ・フォーチューン=ロイド

2021/04/17 17:49掲載(Last Update:2021/04/17 18:02)
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Jacob Lloyd-Fortune, Brian Epstein - C. Maher / David M. Benett, Getty Images
Jacob Lloyd-Fortune, Brian Epstein - C. Maher / David M. Benett, Getty Images
ビートルズ(The Beatles)のマネージャーとして知られるブライアン・エプスタイン(Brian Epstein)の伝記映画『Midas Man』で、ブライアン・エプスタインを演じるのは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のシス艦隊将校役や『クイーンズ・ギャンビット』のタウンズ役のジェイコブ・フォーチューン=ロイドに決定。

ビートルズのマネージャーの生涯を描いた非公式の映画『Midas Man』の監督は、ミュージックビデオやコンサート映画で知られ、グラミー賞も受賞した、スウェーデン出身の映像作家/映画監督のジョナス・アカーランド。

ジョナス・アカーランドは、『ポーラー 狙われた暗殺者』『ロード・オブ・カオス』などの劇映画や、『Paul McCartney: Live Kisses』『Madonna: The Confessions Tour』『Taylor Swift: The 1989 World Tour Live』などのコンサート映画に加え、数多くのミュージックビデオを手掛けたことで知られています。手掛けたミュージックビデオはレディー・ガガ、U2、ローリング・ストーンズ、ビヨンセ、ジェニファー・ロペス、メタリカ、オジー・オズボーン、デュラン・デュラン、スマッシング・パンプキンズ、マドンナ、レニー・クラヴィッツなど。またアカーランドはかつて、ブラック・メタルバンド、バソリー(Bathory)のドラマーでした。

ジェイコブ・フォーチューン=ロイドはブライアン・エプスタインを演じることについて以下のように語っています。

「ブライアン・エプスタインを演じることは大変な名誉です。彼は文化的に重要で永続的な影響を与えた人物ですが、彼が形成に貢献した世界で安定した居場所を見つけるのに苦労しました。彼は素晴らしい才能、野心、勇気を持った魅力的な人物で、彼の演じる機会を与えられたことをとても光栄に思います。ジョナスは、この物語に命を吹き込むのに最適な人物です。彼の作品は、視覚的に素晴らしく、直感的で大胆なものです。一緒に仕事をするのが待ち遠しいです」と述べています。

またアカーランドは「ブライアンを演じるのは大変なことですが、ジェイコブは完璧なパフォーマーです。彼はカリスマ性とダークさを同時に持ち合わせており、彼に恋しているのか、それとも彼のキャラクターの心の揺れにひどく共感しているのかわからないような感情の幅をバランスよく表現しています。ブライアンをこれ以上生き生きと演じられる人はいないでしょう」と述べています。

ブライアン・エプスタインは、ビートルズを発見し、世界的なバンドへと導いた人物で、「5人目のビートルズ」とも言われています。彼はまた、ジェリー&ザ・ペースメイカーズ、シラ・ブラックなどの音楽アーティストとも仕事をし、ジミ・ヘンドリックスなどのミュージシャンのプロモーションにも貢献しました。エプスタインは生前公表されることはありませんでしたが同性愛者でした。1967年に32歳で薬物の過剰摂取のため亡くなっています。

映画『Midas Man』はロンドン、リバプール、アメリカで撮影されます。公開日は発表されていません。