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【追悼・村上“ポンタ”秀一】2015年「アルファミュージックライブ」より、赤い鳥「翼をください」の演奏映像公開

2021/04/17 00:12掲載
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村上“ポンタ”秀一
村上“ポンタ”秀一
【追悼・村上“ポンタ”秀一】伝説のドラマー、村上"ポンタ"秀一。ソニー・ミュージックのオフィシャルYouTubeチャンネルは、日本の音楽シーンに与えた業績を称え、2015年「アルファミュージックライブ」より、村上"ポンタ"秀一がドラマーとしてデビューしたバンド、赤い鳥の「翼をください」の演奏映像を期間限定で公開しています。5月16日(日)まで。

以下インフォメーションより

本映像は2015年9月28日、東京Bunkamuraオーチャードホールでアルファミュージックの創設者であり作曲家の村井邦彦の古希(70歳)を記念し、松任谷正隆の構成・総合演出によって行われた「アルファミュージックライブ」でのパフォーマンス。「翼をください」は赤い鳥の代表的なナンバーであると同時に、途中加入の村上がメンバーオーディションの際にドラム演奏したプロ活動スタートの記念すべき曲でもある。

ライブでは、「翼をください」の作曲者である村井邦彦のピアノ、ボーカルには赤い鳥(紙ふうせん)の後藤悦治郎と平山泰代。さらには赤い鳥のギタリスト大村憲司の息子・大村真司、ティンパンアレイのドラマー林立夫の息子・林一樹、そして小坂忠の娘Asiahというアルファミュージックの遺伝子を継ぐ次世代のミュージシャンが参加。そして村上がドラムを演奏した最期の「翼をください」となった伝説とも言える名演奏だ。

アルファミュージックの創設者でもある村井邦彦は村上を以下のように評している。

「とにかくビートが重くて、それがやっぱり彼の一番の特徴だと思います。なかなかああいう風にはならないんです。松任谷(正隆)君が教えてくれたのですが、ビートには幅があって、そのドラマーが持っているビートの幅が広ければ広いほど、他のミュージシャンがその中で自由自在に動けて、遊べて、力を発揮しやすくなるらしいのです。ポンタはそんなドラマーだったと思います。」

■『翼をください』 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦
Asiah、大村真司、林一樹、村井邦彦、紙ふうせん、村上"ポンタ"秀一
(ブルーレイBOX「ALFA MUSIC LIVE-ALFA 50th Anniversary Edition」(MHXL-92〜95)より)