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事故に遭い右手でギターを弾けなくなったメタルバンドのギタリスト ギターを左利きで再学習 演奏映像が話題に

2021/04/07 13:32掲載
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Philippe Drouin
Philippe Drouin
自動車事故に遭ったメタル・バンドのギタリスト。15年以上の演奏経験があったが、この事故により、ピッキングすることができなくなり、本来の右手でギターを弾くことができなくなってしまう。が、彼はあきらめず、ギターを左利きで再学習。3年の歳月をかけて左利きのギターをマスターした彼はパフォーマンス映像を公開しています。

サイトMetal Sucksによると、このギタリストはカナダのケベックを拠点とするテクニカル・デスメタルバンド、Obvurtのフロントマン兼ギタリストでもあるフィリップ・ドルーイン(Philippe Drouin)。

彼は3年の歳月をかけてギターを一から学び直し、伝説的なギター指導者マイケル・アンジェロの助けを借りて、ギターを弾くことへの情熱を続けました。

フィリップはMetal Sucksのインタビューの中でこう語っています。

「2016年12月下旬に自動車事故の被害に遭ってから、15年以上の右利きギタリストとしてのピッキングを失った。2017年にパット・マルティーノと話した後、僕は初めて左利き用のギターを買った。そこから始まったんだ。

その後、2018年に右手にピッキングを戻そうと、回復に努め、たくさんの練習をした。しばらくの間、毎日のように両手で演奏していた。ある日、左利きになれたと感じたので、すべてを捨ててやり直すことにした。

10年以上やっていた前のバンドを辞めて、新しい楽器を学んだ。1年間一人で練習していたけど、助けが必要だと気づいた。マイケル・アンジェロ・ベティオにレッスンを依頼したところ、彼は快く引き受けてくれた。その日以来、僕は毎日4時間以上も練習している」

パフォーマンス映像は、Obvurtの最新EP『The Beginning』からの楽曲「Scars of War」」。新たに習得した左利きのギター・プレイの力を披露しているフィリップによって書かれた曲で、 「100%の力を発揮すれば、すべてが可能になる」 というメッセージが込められています。