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ポール・サイモン 自身の楽曲の音楽著作権をソニー・ミュージックパブリッシングに売却

2021/04/01 14:26掲載
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Paul Simon
Paul Simon
ポール・サイモン(Paul Simon)は自身の楽曲の音楽出版権(著作権)を音楽出版社のソニー・ミュージックパブリッシングに売却。この契約には、サイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)のメンバーとして活躍していた頃からソロ・アーティストとしてのキャリアまで、60年以上にわたるポール・サイモンの名曲の数々が含まれます。

その中には、「The Sound of Silence」「Bridge Over Troubled Water」「The Boxer」「Mrs. Robinson」「Homeward Bound」「I Am A Rock」「Me and Julio Down by the Schoolyard」「50 Ways To Leave Your Lover」「Still Crazy After All These Years」「Graceland」などがあります。

金額は明らかにされていません。

ポール・サイモンは「ソニー・ミュージックパブリッシングが、今後数十年にわたって僕の楽曲の管理者となることを嬉しく思います。僕のキャリアはColumbia/Sony Recordsから始まりましたが、出版社側と一緒に仕事をするのは自然な流れだと感じています」と述べています。

ソニー・ミュージックパブリッシングの会長兼CEOであるジョン・プラットは、「ポール・サイモンは、私たちの文化や意識に永続的な影響を与えてきた素晴らしい作品群を持つ、卓越したオンリーワンのソングライターです。 “Bridge Over Troubled Water”のようなサイモン&ガーファンクルのスタンダード曲から、“Graceland”のようなソロの名曲まで、ポール・サイモンの音楽は、世界中の人々の文化的な試金石として深く共鳴しています。ソニー・ミュージックパブリッシングにとって、彼の忘れられない曲を代表することは大変な名誉であり、大きな誇りを持ってポールを私たちのファミリーに迎え入れます」と述べています。

音楽出版社は、著作権を譲りうける代わりにソングライターの作った曲が色々なところで使われるようにレコード会社、テレビ局などへのプロモートを行い、音楽が使われたときに発生した使用料をソングライターと分け合います。