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ジョン・ボン・ジョヴィ、まだ無名の80年代初頭にミック・ジャガーのバンドメイトのふりをしたことがある

2021/03/16 14:10掲載
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Mick Jagger, Jon Bon Jovi
Mick Jagger, Jon Bon Jovi
ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)は、まだ無名の80年代初頭にミック・ジャガー(Mick Jagger)のバンドメイトのふりをしたことがあるという。Rockonteursのポッドキャストで当時のことを話しています。

ジョンは当時、従兄弟のトニー・ボン・ジョヴィが経営するニューヨークの有名なレコーディングスタジオ「パワー・ステーション」で働いていた、まだ10代のミュージシャンでした。

ジョンは「50ドルで雑用係をやっていた」と振り返り、スタジオに入れることで、曲作りに取り組むことができたと述べています。「週末や深夜だったらスタジオに入ることができたし、レコーディングもできた。彼は“もし成功したら、俺たちに金を払えよ”と言っていたよ」。

スタジオや機材を利用できるだけでなく、この仕事を通じてジョンは音楽界の大物たちと顔を合わせることになりました。

「誰も僕が見たものを信じないんだけどさ」とこれまでの有名な出来事を振り返り、中でも印象的だったのはローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)との偶然の出会いでした。

「僕のバンドは、数ブロック先でリハーサルをしていたんだ。タクシーから降りて、タクシー代を払うために小銭を数えていたら......ストーンズが車から降りてきたんだ。ストーンズだ!」

ストーンズを見つけたのはジョンだけではありませんでした。「ストーンズがスタジオに入っていくのと同時に、ゴミ置場からカメラマンが飛び出してきて、パパラッチが写真を撮り始めたんだ」

その時、ジョンと彼の友人たちが介入し、カメラマンを追い払おうとしました。「カメラマンは“ミック、ミック、ミック、ミック、写真を撮らせてくれ!”と叫んでいる。本当なんだけど、(ミックは)僕やまわりのキッズたちを捕まえて、“これが俺の新しいバンド、ザ・フロッグスだ”と言ったんだ。そして、僕たちは写真を撮ったんだ」

この出会いは、ジョンがスタジオで働いていたときに学んだ「最大の教訓」となったという。「大スターほど親切な人が多い。かっこよくなかったのは、今では聞かないような人だ。ストーンズはかっこよかった」

残念なことに、ジョンは、撮影者を探したものの、自分とザ・フロッグスの仲間たちの写真を見ることはできなかったという。しかし、ジョンは「あの写真は出てくるよ」と話しています