Bobby Gillespie / Tenement Kid
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のフロントマンである
ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)は、初の回顧録『Tenement Kid』を海外で10月28日発売。出版元はWhite Rabbit。
「サッチャリズムによって失われ、アシッドハウスによって救われた10年」と銘打つこの本でボビーは、グラスゴーでの幼少期から、
ジーザス&メリー・チェイン(The Jesus And Mary Chain)での活動を経て、プライマル・スクリームのアルバム『Screamadelica』とそれに続くツアーまでを語っています。
この本のプレスリリースには次のように書かれています。
「4つのパートで構成される『Tenement Kid』は、本の最後の4分の1、サマー・オブ・ラヴ、Boys Ownパーティ、そしてイースト・サセックスでのアンドリュー・ウェザオールとの運命的な出会いまで、ブレイクビーツのクレッシェンドのように構築されています。
80年代が90年代に突入し、新しいエレクトロニック・ソウル・ミュージックが皆の意識に浸透し始めると、プライマル・スクリームは新しい年代の最も革新的な英国のバンドとなり、クリエイション・レコーズで形成された新しいサイケデリックの先駆者を代表する存在となる。
2020年の初めに、僕は自分の創造性に挑戦し、今までやったことのないことをしたいと思った。ロックのレコードはもうたくさん書いてきたので、若い頃の回想録を書こうと決め、2020年の夏、秋、冬を通して取り組んでいました。人生の最初の10年間をアパートで過ごしたのでタイトルは『Tenement Kid』です。僕はそれをとても誇りに思っています。僕が書いたのと同じくらい、皆さんがこの作品を楽しんでくださることを願っています」