ロニー・ジェイムス・ディオ(Ronnie James Dio)時代の
ブラック・サバス(Black Sabbath)が、アルバム『Heaven And Hell』時代にレコーディングしたという未発表曲「Slapback」がYouTubeに投稿されています。
この音源は、ブラック・サバスの長年のキーボード奏者ジェフ・ニコルズの遺産管理人であるゲイリー・リースによってYouTubeに投稿されています。
ブラック・サバスは1979年にアルバム『Heaven And Hell』のプリプロダクション・セッションでこの曲を演奏。この曲には、ヴォーカルのロニー・ジェイムズ・ディオ、ギターのトニー・アイオミ、ドラムのビル・ワードが参加しています。
ゲイリー・リースは1月末にジェフ・ニコルズがベースを担当した「Heaven & Hell」の1979年リハーサル録音を、このYouTubeチャンネルにて公開しています。これについては
こちら。
ゲイリー・リースはこの「Slapback」について
「ジェフ・ニコルズ・エステートからのこの最新のアップロードは、カセットとコーラスの走り書きから“Slapback”と呼ばれるものだと思います。このチャンネルにアップロードした“Heaven & Hell”と同じカセットからのものです。これが彼らであるならば典型的なサバスの曲のようには聴こえませんが、ロニー・ジェイムズ・ディオのようには聴こえます」
と説明しています。
【Update:2021/03/11 17:59】
ブラック・サバスのギーザー・バトラーは、SiriusXMのラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』のインタビューで、この曲が確かにブラック・サバスの曲であること、そしてギーザーがこの曲で演奏したことを認めています。
「この曲は、俺が脱退する前に作った曲のひとつだ(ギーザーは1979年に一時的にバンドを離れた)。おそらくこれが脱退した理由だ(笑)。その場限りのものだったんだ。ジャムをしただけで、それ以上は何も考えていなかった。うまくいかなかったんだ」