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チック・コリアが死去

2021/02/12 07:03掲載(Last Update:2021/02/12 07:29)
Chick Corea
Chick Corea
チック・コリア(Chick Corea)が死去。彼の家族がチック・コリアのFacebookページで発表。最近発見された稀な癌で2月9日に亡くなっています。彼は79歳でした。

以下、声明より

「非常に悲しいことですが、2月9日、チック・コリアが79歳で亡くなりました。発見されて間もないまれな癌でした。

彼の人生とキャリアを通して、チックは新しいものを創造すること、そしてアーティストが行うゲームをすることで得られる自由と楽しさを楽しんでいました。

彼は最愛の夫であり、父であり、祖父であり、多くの人々にとって偉大な指導者であり、友人でもありました。彼の作品と数十年にわたる世界ツアーを通して、彼は何百万人もの人々の人生に触れ、インスピレーションを与えてきました。

彼の音楽は言葉では言い表せないほどのものだったと彼は最初に言うでしょうが、それでも彼は、彼が知り、愛したすべての人々、そして彼を愛したすべての人々に向けてこのメッセージを持っていました:

“音楽の火を明るく燃え上がらせてくれた全ての人に感謝したい。僕は、演奏したり、書いたり、パフォーマンスしたり、その他のことに興味を持っている人たちが、そうすることを願っています。 自分のためではなく、僕たちのために。世界はより多くのアーティストを必要としているだけでなく、それはとても楽しいことなのです”

“そして、僕にとって家族のような存在だった素晴らしいミュージシャンの友人たちへ。皆さんから学び、皆さんと一緒に演奏できたことは幸せであり、名誉なことでした。僕の使命は、可能な限りどこにでも創作の喜びをもたらすこと、そして僕が心から尊敬するすべてのアーティストたちと一緒にそれを実現すること、これこそが僕の人生の豊かさでした”

チックの家族はもちろん、この困難な喪失感の中でのプライバシーに感謝するだろう」



チック・コリアは1941年マサチューセット州チェルシー生まれ。ジャズ・トランペッターの父親から影響を受けピアノを習い始める。1960年代にモンゴ・サンタマリア楽団、ハービー・マン、スタン・ゲッツのグループに参加。そして1968年にマイルス・デイヴィスの『In A Silent Way』『Bitches Brew』に参加して話題を集める。1970年にアンソニー・ブラクストンとサークルを結成。そして1972年、リターン・トゥ・フォーエヴァーを結成、驚異的セールスを記録する。

1970年後半にはハービー・ハンコック、ゲイリー・バートンとのアコースティックな音楽への追求を見せる。1980年代に入るとクラシック音楽、ニュー・ビバップ論の展開など幅広い活動を続ける。1985年にGRPレコードと契約し、チック・コリア・エレクトリック・バンドを結成。さらに、メンバーにジョン・パティトゥッチ(b)、デイブ・ウェックル(ds)とチック・コリア・エレクトリック・バンドを結成。2つのグループで活動を展開。そして1992年には自身レーベル。ストレッチ・レコードを設立。1993年8月新メンバーによるチック・コリア・エレクトリック・バンドIIを結成、その後解散。1998年に新たにオリジンを結成。2000年、6年ぶりとなるソロ・ピアノ・アルバムを2タイトルリリース。2001年12月に音楽活動40周年、生誕60周年記念ライヴを3週間に渡って繰り広げ、大絶賛を浴びる。以降も精力的な活動を行った