至高のギタリスト、
ゲイリー・ムーア(Gary Moore)の70〜80年代の活躍を詳細網羅したムック本『ハード・ロック時代のゲイリー・ムーア』(2018年)。シンコー・ミュージックから3月5日に発売される増補版の詳細が発表されています。
ロック・ギター史上の大いなる喪失から早くも10年
若き日の活躍を網羅した重量級文献が[増補版]で復刊!
自身最大のヒット作『STILL GOT THE BLUES』の発表から30年目の2020年に発刊したムック『ブルース時代のゲイリー・ムーア』が好評を得るなど、死してなおリスペクトを集め続ける至高のギタリスト:ゲイリー・ムーア。
スキッド・ロウ、コロシアムⅡ、シン・リジィ、そして初のソロ・アルバム『BACK ON THE STREETS』を経て、1982年の傑作『CORRIDORS OF POWER』では遂にマイケル・シェンカー、エディ・ヴァン・ヘイレンに並ぶ新たなギター・ヒーローの座に名乗りを上げる。その後も快進撃は続き、1987年の『WILD FRONTIER』では、祖国アイルランドに響く古典旋律に根差した独自のハード・ロック・スタイルを確立し、唯一無二の境地へと至るのだが……。
そんな若き“ギター・クレイジー”期の活躍を詳細網羅した同名ムックは、2018年4月の発売から1年足らずで完売。以来重版の要望を多数頂いて参りました。
急逝から10年となるこのタイミングで、前版の内容はほぼそのままに、近年に発掘された未使用分を含むG-FORCE期のレア・ショット、更に勢いづく’82年レディング・フェスティヴァル出演時の雄姿も併せた30頁のメモリアルなフォト・コレクションを新たに追加し、全392頁という超重量級の仕様で復刊します!
■『ハード・ロック時代のゲイリー・ムーア[増補版]』
B5判/392頁/本体価格3,000円+税/3月5日発売
ISBN:978-4-401-65040-8
<コンテンツ>
introduction/ゲイリー・ムーア ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1983-1989/日本公演関連のメモラビリア/1987年来日時の未発表インタビュー/Ibanezとゲイリー・ムーア/ヒストリー/ハード・ロック期のディスコグラフィ/その後のハード・ロック“的”活動と作品/日本盤レコード「帯」(obi)ギャラリー/シングル・レコード・コレクション/日本盤レコードの雑誌広告/復刻インタビュー&レポート/歴代関連ミュージシャンのプロフィール/独占インタビュー ニール・マーレイ「ゲイリー・ムーアを語る」/ロック・ヴォーカリストとしてのゲイリー・ムーア考/伊藤政則氏に訊く “ハード・ロック時代のゲイリー・ムーア”/Gary Moore's PLAYING in Hard Rock era[譜例紹介]/ONE MORE GUITAR CRAZY!!〜メモリアル・ピンナップ集/その他にコラム5本を収録