エルヴィス・コステロ、77年に『サタデー・ナイト・ライブ』から出入り禁止になったことを最新インタビューで語る

エルヴィス・コステロ（Elvis Costello）は、1977年に米NBCのテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』から出入り禁止になったことを、最新インタビューの中で語っています。

コステロは、1977年に同番組に出演した際、彼のレーベルがコステロに演奏して欲しいと言っていた「Less Than Zero」を演奏し始めますが、数秒後に彼は演奏を止めて、「申し訳ない。でも、この曲をここでプレイする理由がないんだ」と話し、代わりに「Radio Radio」の演奏を始めています。「Radio Radio」は放送局の商業化を批判する内容でした。この行動でコステロは1989年まで出入り禁止になっています。

コステロはもともとこの日に出演する予定はなく、アメリカへの入国ビザが間に合わなかったセックス・ピストルズの代役として出演していました。

コステロは当時のことを振り返っています

「『サタデー・ナイト・ライブ』に出演することになったんだ。俺たちのことを覚えていて欲しかったんだ。番組に対して何の恨みも持っていなかったんだ。正直なところ、（TV局）NBCよりもレコード会社から何をプレイするかを言われたことに、ひどく腹が立ったんだ...自分がやろうとしていることを言ったか覚えていないが、ただ“見ていてくれ”と言っただけだったと思うよ」