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プリンスが『Diamonds and Pearls』で使用したアコギがオークションへ これまでファンが所有していたことが判明

2021/01/26 12:47掲載
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Prince / Diamonds and Pearls
Prince / Diamonds and Pearls
プリンス(Prince)が1991年アルバム『Diamonds and Pearls』のレコーディングで使用したアコースティックギターがオークションに出品されます。

プリンスは、同作のレコーディングで、サウンドエンジニア/プロデューサーのシルヴィア・マッシーが所有していたフェンダー GEMINI IIを自ら選び、アルバム全体のレコーディングでそれを使用しました。

その後、このギターは、英サマセット州フロムに住んでいたプリンス・ファンの兄弟2人がシルヴィア・マッシーから直接購入して、2人のコレクションとして自宅に飾っていました。

英国の音楽誌Clashによると、兄弟は「このギターを購入してから半年間、兄のリビングルーム(いわゆるプリンスコーナー)に飾っていたんだ。多くの友達が見たけど、誰にも弾かせていないよ。でも、スペインに引っ越したので、ギターを共有するのは現実的ではないので、売りに出すことにしたんだ」とコメントしています。

競売人のルーク・ホブスは「プリンスがシルヴィア・マッシーの古いギターを選んでアルバムに使ったという話は、音楽業界の伝説となっています。誰も知らなかったのは、そのギターが昨年からフロムのリビングルームに置いてあったということです。作り話ではありませんでした」「これらのギターは比較的安価で新品を購入できますが、コレクターとファンの両方からプリンスへの関心は非常に高いです。私たちは確かにアメリカから多くの関心を期待していますが、率直に言って、世界中のどこからでも購入者が来る可能性があります。また、ロックダウンは楽器販売への関心を高めています」とコメントしています。

オークションは3月10日にウィルトシャー州コーシャムのガーディナー・ホールゲートで開催されます。落札予想価格は40,000ポンド〜80,000ポンド(約567万円〜約1134万円)