フー・ファイターズ(Foo Fighters)の
デイヴ・グロール(Dave Grohl)は、
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のドラマー、
ジョン・ボーナム(John Bonham)について語る。若い頃、夢中になりすぎて、3つの輪が交差しているボンゾのシンボルマークのタトゥーを縫い針で入れたという。
デイヴは英国の新聞ガーディアン紙のインタビューの中で、彼を作った音楽とシーンを思い出しています。
ジョン・ボーナムについてデイヴは以下のように語っています。
「13歳か14歳の頃は、何でもかんでもパンク・ロックでなければならないという偏狭なビジョンを持っていた。デスメタルやインダストリアルミュージックなど、不協和音や破壊的なものがないか、ラジオで流れていないものや反抗的なものがないか、レコード棚を探しまくった。
15歳か16歳の頃には、友達と一緒にレコードを作り、町の外でライヴをしたりしていた。俺は床とベッドに枕を並べてドラムセットを作り、 バッド・ブレインズに合わせて演奏することでドラムを学んでいた。ちょうどドラマーとして上達し始めた頃にレッド・ツェッペリンを発見し、ジョン・ボーナムが何を演奏し、どう演奏したのか夢中になった。
説明するのは難しいが、彼のフィーリングとサウンドは紛れもなく、定義できないものだ。彼が演奏した曲のチャート譜は誰でも手に入れることができるが、指紋のようにその人固有のものだったので、決して同じものではない。俺は修道僧のようになって、彼らのレコードを聴いて覚えた。それは俺にとって詩のようなものだった。夢中になりすぎて、3つの輪が交差しているジョン・ボーナムのタトゥーを腕に縫い針とインクで入れた。永遠に一緒だ」