ウォーターズの声明によると、最近ドキュメンタリー映画を観た後に「The Gunner’s Dream」を再び演奏することを考えたという。「昨夜、2013年のドキュメンタリー映画『The Man Who Saved The World(世界を救った男)』(※)を観た。その男の名前はスタニスラフ・ペトロフ」「スタニスラフが世界を救う前の1982年、私は“The Gunner’s Dream”という曲を書いたんだ。スタニスラフが適切な時期に適切な場所にいなかったら、私たちの誰も生きていなかっただろうと考えると奇妙なことだ。37歳以下の誰も生まれていなかっただろう」などと書いています。
※映画『The Man Who Saved The World』 1983年9月にソビエト連邦の戦略ロケット軍ミサイル早期警報システムが作動してソビエトへのミサイル攻撃を告げた。その時、当直将校だったスタニスラフ・ペトロフはその警報をシステムの誤作動であると判断して危機を回避した。それらの一部始終と後日談を描いたドキュメンタリー作品