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マリアンヌ・フェイスフル 新型コロナの影響で「もう二度と歌えないかもしれない」と話す

2021/01/18 17:45掲載
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Marianne Faithful
Marianne Faithful
マリアンヌ・フェイスフル(Marianne Faithfull)は新型コロナウイルスで重病となった影響で「(肺への後遺症で)もう二度と歌えないかもしれない」と英国の新聞ガーディアン紙のインタビューの中で話しています。

フェイスフルは2020年4月、22日間の入院生活で「緩和ケアのみ」を処方されていたと言い、入院当時、医師からはコロナウイルスに感染して生き残れるとは思われていなかったという。

彼女は現在も後遺症として短期的な記憶喪失、激しい疲労、永続的な肺の損傷があると語っています。

フェイスフルは「(肺への後遺症で)もう二度と歌えないかもしれない」「もう終わったかもしれない。もしそうだとしたら信じられないほど動揺するでしょうが、その一方で、私は74歳です。呪われているとは感じないし、無敵だとも思わない。ただの人間だと感じているだけです。でも、私が信じているのは - 私に希望を与えてくれるのは - 奇跡を信じていることです」と話しています。

彼女は、自身が入院している時のことを多く覚えていないとも述べ、「私が知っているのは、私は非常に暗い場所にいたということです - おそらく、それは死だった」「医師は、私を診察して、私の肺が回復するとは思わないと言った。そして、最終的に私がたどり着いたのは“回復しないかもしれないけど、奇跡的に回復するかもしれない”ということでした。なぜ奇跡を信じているのか分からない。ただ信じている。そうしないといけないのかもしれない。私が歩んできた旅、私が経験してきたこと、今まで乗り越えてきたことからね。私は大丈夫よ」