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リンジー・バッキンガム、フリートウッド・マック楽曲を含んだ161曲の音楽出版権を売却

2021/01/06 15:51掲載
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Lindsey Buckingham
Lindsey Buckingham
フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)での活躍でも知られるリンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham)は、自身の楽曲の音楽出版権(著作権)を、英Hipgnosis Songs Fund(IP投資と楽曲のマネジメントを専門とする企業)に売却。

Hipgnosisはバッキンガムの音楽出版権の100%を取得しており、「Go Your Own Way」や「The Chain」などフリートウッド・マック時代に彼が書いた楽曲も含んだ161曲をHipgnosisに譲渡しています。さらにHipgnosisは今回の契約で、バッキンガムの未発表曲の50%のシェアも獲得しています。買収価格は明らかにされていません。

Hipgnosisは昨年9月にKobaltを買収し、バッキンガムの楽曲の25%を所有していました。

HipgnosisのMerck Mercuriadisは、「リンジー・バッキンガムは、史上最高のギタリスト、ソングライター、プロデューサーの一人ですが、未だに過小評価されています。フリートウッド・マックでの彼の仕事は過去45年間にわたって、世界に比類のない喜びをもたらしてきたし、ブライアン・ウィルソンやポール・マッカートニーらが登場する議論の中では、彼の存在が欠かせない。ソロ・アーティストとしても、そしてフリートウッド・マックと共に、彼と彼の象徴的な楽曲をHipgnosisファミリーに迎えることは素晴らしいことです」と語っています。

音楽出版社は、著作権を譲りうける代わりに作家のつくった曲が色々なところで使われるようにレコード会社、テレビ局などへのプロモートを行い、音楽が使われたときに発生した使用料を作家と分け合います。