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ポール・マッカートニー特集 『Player 2月号』発売

2020/12/28 12:39掲載(Last Update:2020/12/28 12:40)
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Player2021年2月号
Player2021年2月号
雑誌『Player 2月号』はポール・マッカートニー特集「Paul McCartney マッカートニー伝説」。全楽器を自らプレイした『McCartney Ⅲ』の最新インタビューほか50頁にわたる巻頭特集を展開。また、THE ALFEE 3人勢揃い最新インタビューを筆頭にTHE COLLECTORS、Damian Hamada's Creatures、SUGIZO、lynch.など、コロナ禍における音楽活動を振り返った超ロングインタビューたっぷりの一冊。12月28日(月)発売。

以下インフォメーションより

■『Player2021年2月号』
12月28日(月)発売

<内容>
■新春特別付録
2021 DESKTOP CALENDER

■COVER STORY
Paul McCartney マッカートニー伝説
全楽器を自らプレイした『McCartney Ⅲ』最新インタビューほか50頁
 ポール・マッカートニーの新譜は『マッカートニー』(1970年)、『マッカートニーII』(1980年)に続く、全楽器を自らプレイする“マッカートニー”シリーズの最新作となった。コロナ禍の最中、ポールによる人間味あふれる楽器プレイがたっぷりの『マッカートニーⅢ』を2020年という節目の年に間に合わせるとはなんともニクイのだが、今月のPlayerは作品リリースを祝してポールの音楽的功績を掘り下げる! まずは『マッカートニーⅢ』の最新インタビュー、さらに1973年のウイングス時代のインタビューを再掲載。“ポールが愛した楽器たち”と題して、ビートルズからソロ時代までの楽器変遷をレポートするとともに、SSMPの永田ショーザブローにポール所有器と同時期製の楽器コレクションも披露いただいた。ダイアモンド✡ユカイ、久保田洋司(THE 東南西北)、MR.PAN(THE NEATBEATS)らリスペクトするミュージシャンのインタビュー、リスペクトコメントも掲載。そして、『マッカートニーⅢ』の最新インタビュー翻訳、ディスクレビューを寄稿してくれた加藤正人氏による貴重なレコード・コレクションも紹介している。Playerならではのマッカートニー伝説をお楽しみあれ!

・最新作『McCartney Ⅲ』先駆けインタビュー
・『McCartney Ⅲ』ディスクレビュー
・Paul McCartney & Wings in 1973インタビュー
・ポールが愛した楽器たち
・Talk About McCartney…ダイアモンド✡ユカイ / 久保田洋司(THE 東南西北)/ MR.PAN(THE NEATBEATS)
・ポールも驚く、NAGATA SHOZABURO GEAR COLLECTION
・加藤正人 THE BEATLES COLLECTION 50/800
・Respect Message…藤田朋子 / いまみちともたか / 加藤ひさし / 山森JEFF正之 / 青山陽一 / 青木孝明 / 沖井礼二

















■HARDWARE SPECIAL
VOX VGH Series AC30 / ROCK / BASS 新発想のヘッドホン型アンプがさらに進化
 ヴォックスの木になるアイテムを紹介する『VOX FIND YOUR TONE!』シリーズ第3回。今回採り上げたVOX VGHシリーズは、ギター、ベースに挿すだけで本格的なアンプサウンドが楽しめるamPlugをオーディオテクニカ製のヘッドフォンに内蔵したもの。先代機種amPhonesの基本コンセプトを引き継ぎつつも、サウンドや使いやすさがさらに向上! 話題のVGHシリーズ3機種を宍戸翼(The Cheserasera)、Ayano&Canaco(FleuFleu)による試奏レポートとともにご紹介したい。

■THE VINTAGE FILE
1966 FENDER Coronado I

■Vintage Guitar Gallery
1935 MARTIN /MARTIN 1975 D-28/1977 D-35/1976 D-18

■ZOOM UP!
MR.PAN(THE NEATBEATS)

■MUSICIAN’S PHOTO CARD
きみとバンド

■SPECIAL FEATURE
THE ALFEE
 ツアー通算本数2,800本の大記録を目前に、不動のメンバーで続けられてきた恒例の春・秋のツアーは人類未曾有の感染症の脅威によって延期に追い込まれた。結果、“Best Hit Alfee 2020 春の夢”は秋の公演延期を模索しつつも結果的に断念、現時点では“春の夢のつづき”として2021年の春のツアーへの延期を発表。しかし、ライヴ活動が難しくなった状況において、気持ちを切り替えたアルフィーが取り組んだのが新曲制作だ。ラジオで高見沢俊彦はそれこそアルバム制作も照準に入るだけのソングライティングに勤しみ、その中から9月に「友よ人生を語る前に」、さらに12月は「Joker -眠らない街-」という2枚のシングルをリリース。各々カップリング曲の「太陽と鋼の翼」「振動α」は強力なプログレテイストの大作であり、近年絶好調な高見沢の創作意欲はますますの充実期を迎えていると言っていい。なおかつバンドメンバーのプレイもまたノリののっている感じが伝わってくるのは嬉しい限りだ。どこよりもディープにお届けしているPlayer恒例のアルフィー取材だが、今回はメンバー3人が勢揃いでの超ロングインタビューが実現! 

■SPECIAL FEATURE
THE COLLECTORS
 コロナ禍で揺さぶられた2020年ではあるが、当然この世界で起きたことはそれだけではない。この意味深な『別世界旅行〜A Trip in Any Other World〜』というタイトルのアルバムで加藤ひさしが歌ったことは、彼らしいドラマチックでファンタジックな描写はあっても、2020年という世情があってこその物語であり、そこには強いメッセージ性がある。ロックンロールバンドだからできることであり、コレクターズだからやれることだ。現実を直視つつも、極めてキャッチーなメロディでユーモアたっぷりに歌いあげており、しかもバンドのプレイアプローチも最新形コレクターズを感じさせるアプローチ! 新型コロナウィルス感染予防により動員規模は抑えることになったものの大宮ソニックシティで華々しく行なわれた『THE COLLECTORS HISASHI KATO 60th BIRTHDAY LIVE SHOW“Happenings 60 Years Time Ago”』のライヴ写真、ギアレポート、そしてPlayer恒例の加藤ひさし超ロングインタビューによる『別世界旅行〜A Trip in Any Other World〜』特集。 

■Reach Up
Damian Hamada's Creatures
 地球デビュー前に魔界に帰還した聖飢魔IIの創始者、ダミアン浜田陛下が再び人間界に姿を現した。そして選ばれた6人を洗脳、悪魔の僕として“改臟人間”にし、新バンドDamian Hamada’s Creaturesを結成。人類への悪魔による洗脳をより強固なものにすべく、大聖典(アルバム)を2ヶ月連続でリリースした。陛下自ら作詞・作曲を手掛けた楽曲が、才能溢れるボーカリストさくら“シエル”伊舎堂、人間界ではプログレバンド金属恵比須のメンバーとして活動する大地“ラスプーチン”髙木(g)、秀貴“ジル”栗谷(g)、ケン“アレイスター”宮嶋(b,key)、マスヒロ“バトラー”後藤(ds)、宏美“ローズ”稲益(cho)という錚々たる顔ぶれで奏でられ、その荘厳かつ上質、メロディックなサウンドに圧倒される。この度、陛下とシエルにまさかの撮り下ろし取材が実現! 麗しき2人のお姿、お言葉を目に焼き付けて欲しい。

■Reach Up
SUGIZO
 LUNA SEAのニューアルバム『CROSS』リリースを経て、自ら監修を手掛け素晴らしい共演劇を繰り広げた『機動戦士ガンダム 40th Anniversary Album 〜BEYOND〜』、そして2019年、豪華ゲストを招いての『SUGIZO 聖誕半世紀祭〜HALF CENTURY ANNIVERSARY FES.〜』のソロアクトを収めた最新ライヴ・アルバム『LIVE IN TOKYO』もリリース…コロナ禍の日常においても、SUGIZOの創作意欲が止まることはなかった。が、2020年末、ソロアルバム『愛と調和』がリリースされるとは驚きだ! 近年実現させてきたコラボレーション楽曲「A Red Ray feat. miwa」「ENDLESS ~闇を超えて~ feat. 大黒摩季」「光の涯 feat. アイナ・ジ・エンド(BiSH)」を収めるほか、削ぎ落とされた音がゆえの1音1音の美しさ、そこに込められたSUGIZOの魂が伝わってくるインストゥルメンタルは基本的にリズム楽器を鳴らさないアプローチで作られている。さらに足立“YOU”祐二への哀悼の意を込めてDEAD END「So Sweet So Lonely」もカヴァー。メロディアスなギター、ヴァイオリン・プレイが堪能できる。一方で縄文文明をコンセプトとした音世界にはSUGIZOの現代に対するメッセージがたっぷりと込められており、癒しの後に覚醒する未来までを描いた壮大な作品だ。Player恒例の超ロングインタビューは今回、約25,000字に及ぶものとなった。

■INTERVIEW AND MORE
lynch.
 バンド結成15周年を迎えたlynch.。コロナ禍の状況でも、いや、コロナ禍の状況だからこそ、なのか。アニバーサリーイヤーを精力的に駆け抜けている。今年3月に14枚目のアルバム『ULTIMA』リリース直後にコロナ禍に突入。しかし4月には“全国のライブハウスに恩返しをしたい”というメンバー5人の強い思いから書き下ろしの新曲「OVERCOME THE VIRUS」を制作して販売。製作費のみ差し引いた全額をこれまでに出演した全国すべてのライブハウスに分配して寄付し、総額は何と1000万円を超えた。寄付先が“これまでに出演した全てのライブハウス”というところに彼らのライブハウスに対する思い、そして男気も感じる。曲のタイトルではないがまさに、コロナに打ち勝つべく突き進む彼らは10月には日比谷野外音楽堂(以下、野音)でのライブを決行、このライブ内で来年2月に日本武道館でのワンマンライブ開催を発表した。メンバー全員による最新インタビューとおよそ6年ぶりの機材取材の模様をお届けする。

■INTERVIEW AND MORE
上間江望 
 声優として活躍するとともにその抜群の歌唱力でアニメやゲームの主題歌やテーマソングを多数担ってきた才女・上間江望(うえま えみ)。最新アルバム『LIBRA』は2枚組であり、Disc 2はワークス盤として「ENDROLL,after」「Just Will Be The Fight」「果てしない光の彼方へ」「ひとつのいのち」「Beautiful World」など数々の代表曲をまとめている。そしてDisc 1は新たにPVが発表されている「Stargazer」を筆頭に「Beautiful World」「あるこう」、さらにスキマスイッチ「全力少年」、King Gnu「白日」のカヴァーなどを独自にアコースティックアレンジ。生楽器主体で趣向を凝らした圧倒的なバンドアンサンブルとともに、彼女の繊細でありながらもパワフルな歌いっぷり、息遣いまでも伝わってくる生々しい音像が実に刺激的だ。特に楽器ファンならばMartinを取り扱う楽器店で彼女が起用されたポスターを見た方は多いのではないか? 今夏にMartin OOO-10Eと運命的な出会いを果たしたという上間江望。自身もシンガーとしてのみならずミュージシャンとしての可能性を見出しつつある。彼女のこれまでの歩み、Martin OOO-10Eとの出会いを語ってもらうことにしよう。

■Reach Up
きみとバンド 
 愛媛の最強美人姉妹ユニット“大野姉妹”の大野真依と大野ひまり、秋元康プロデュースの“ラストアイドル”を卒業した清原梨央からなる話題のガールズバンド、きみとバンド。3人とも楽器歴約1年ながらメキメキとパフォーマンスの腕を上げており、今秋には全国7都市デビューツアーを無事成功。そして現在、47都道府県ツアーを敢行している。さらに、ツアーに合わせて2ndシングルもリリースするなど、怒涛の勢いで躍進中だ。この度、そんな彼女達への撮り下ろし取材が実現した。ファンからとても愛されている彼女達だが、今回のインタビューもそのファンの方々が縁を繋いでくれたことから実現したものである!

■Reach Up
Glider 
 埼玉県本庄市に自身の運営するレコーディング&リハーサルスタジオ“スタジオディグ”を構え、なおかつ2017年からは自主レーベル“けや木レコード”を主宰。『Dark Ⅱ Rhythm』(2017年)、『衛星アムートゥ』(2019年)と、独自のサウンドを追究してきたGlider。栗田祐輔(vo,key)による“郊外ポップ”的な歌詞のムードと、“スタジオディグ”を舞台に培われた独自のバンドサウンドはどんどん面白いことになっている! と書くとマニアックな印象を持たれるかもしれないがそうではなく、栗田祐輔、将治(vo,g,b,etc…)兄弟によるソングライティングはポップミュージックの真髄であり、ツインヴォーカルやハーモニーも重視した、新たなかたちのポップミュージック最前線に照準を定めた見事なものだ。特に椿田翔平のドラム、将治のベースプレイによるリズム隊の暴れっぷりも聴きどころだろう。Player恒例のロングインタビュー、またしても1号では載せきれないので2ヶ月連続でお届けする。

■Reach Up
The Cheserasera
 11月上旬、渋谷クアトロで開催された『唄声喫茶るっく』と題したイベント。千葉市の老舗ライブハウス・千葉LOOKの声かけで千葉出身のバンドマン・佐々木亮介(a flood of circle)/村松拓(Nothing's Carved In Stone)/宍戸翼(The Cheserasera)がギターを手に弾き語り、本当に素晴らしい夜となった。なお今年9月には“出張編”と題して同3人が、東日本大震災後に完成したライブハウス(岩手県宮古市、大船渡市、宮城県石巻市)3箇所を1台の機材車に乗り合って周りライブを行っている。と、前置きが少々長くなったがクアトロでトップを飾った(厳密にはO.A・泰斗に続き)宍戸翼の弾き語りに一瞬にして心を奪われ、おまけに披露していた新曲がまた素晴らしく、今回は『music with you!〜楽器探検隊』に加える形で“番外編”と題して、宍戸がギター&ボーカルを務める3人組・The Cheseraseraの5曲入りの新譜『Mouth to Mouth e.p』についてのインタビューもお届けする。

■Reach Up
butterfly inthe stomach × おしげ 
  イヤホンなど各種オーディオアクセサリーを手がけるALPEXが、製品PRとともに次世代シーンを担う新たな才能を探し出そうと展開されているのがALPEX FESTIVAL。新型コロナウィルス感染予防のためにアルフェス2020の開催は見送られたが、このたびアルフェス2019の優秀アーティストである“バタスト”ことbutterfly inthe stomachの小野雄一郎(vo,g)、中江太郎(ds,cho)と、優勝モデルのおしげによるプロモーションビデオが遂に完成(※Twitterで@ALPEX_officialをチェック)! おしげは大学のミスコンがきっかけとなりモデル活動を開始。前回アルフェス優勝モデル、涼風あきが誘ったことでアルフェス2019に参加したところ、見事優勝することに。このたび公開されたPVは、ライヴでは発表されつつも、レコーディング音源としては初出しとなるキラーチューン「ベイビーアイラブゥー」を披露! 今回はバタストとおしげ、そしてアルフェス・プロデューサー染谷浩之氏もお招きして、PV完成記念の座談会の模様をお届けしよう!

■Open The TREASURE BOX
Ayano(fleufleu / Unwave) 
 毎回ミュージシャンにとっての特別な1本にクローズアップし、楽器に関するストーリーやこだわりを撮り下ろし写真と共にレポートする「Open The TREASURE BOX」。今回はベーシストのAyanoをフィーチャー! 彼女はFRAM(vo)との2人組女性ユニットのUnwave、4人組ガールズ・バンドのfleufleuを中心に活動している。スラップやグリスを織り交ぜたメロディアスなベース・フレーズもさることながら、ピンク〜アッシュで彩ったカラフルなロングヘアに、スラリとした長身の彼女がベースを弾きこなす姿が印象的で、クールな雰囲気を醸し出すUnwaveとfleufleuのメンバーの中で、華やかな存在感を放っている。そんなAyanoのキャリアと愛用するモモセ・カスタムクラフト・ギターズの5弦ベースについて訊いてみた。

■復活! THE LIVE Special
Char/ 高中正義 / LOUDNESS/ 春畑道哉 / Sho-ta with Tenpack riverside rock'n roll band / SUGIZO's SHAG / Nothing's Carved In Stone / STANCE PUNKS / ペンギンラッシュ / anzu / EIKO + ERIKO

■Rei's MAPLE LEAF RAG「あなたが落としたのは、金の斧ですか。銀の斧ですか。」
シンガーソングライター/ギタリスト Reiのコラム 第12回目!

■NEW PRODUCTS
GRETSCH G6136T-BSP FSR Players Edition Falcon / ERNIE BALL MUSIC MAN Short Scale StingRay Bass / GRETSCH G6120T-BLK FSR Vintage Select Edition Chet Atkins Hollow Body / GIBSON Slash "Victoria" Les Paul Standard Goldtop / JACKSON Pro Series Rhoads RR24Q / BLACK SMOKER Trad Master Series SIGMA-SSS TML BGM (Burgundy Mist / Light Aged) / Kz GUITAR WORKS Kz One Bolt-on 22 / ASHER GUITARS Electro Hawaiian Junior / LANEY Ministack-B-Iron / JIM DUNLOP CBJ95 Cry Baby Junior

■VINTAGE GUITAR ARCHIVE
1932 NATIONAL Style 1 スライド・ギタリストを魅了した元祖スピーカー内蔵ギター
  1920年代に生み出されたリゾネイター・ギターは、音量不足を解消してくれる夢の楽器として人気モデルとなった。30年代にエレクトリックギターが登場したことでリゾネイター・ギターのアドバンテージは薄れることにはなったが、その唯一無二のトーンは、現在もスライド・ギタリストたちを中心に人気を博している。中でも3個のリゾネイターを備えたトライコーンは独自のサウンドキャラクターを擁しており実にユニークな1本ではあるが、現存するギターの数は限られている…。ナショナルの名器スタイル1を徹底的に分析してボディ内部までを解説。あなたの知らなかったリゾネイターギターの秘密が今ここに明らかになるはず!

■連載記事
アキマツネオ・二井原実・KENJI SUZUKI・吾妻光良・GUITAR RESEARCH・Music With You!(The Cheserasera)・くりっぱーとろにくす/0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー