エディ・ヴァン・ヘイレン＆ジェイソン・ベッカー　96年の未発表映像公開

【追悼エディ・ヴァン・ヘイレン】カコフォニー（Cacophony）やデヴィッド・リー・ロス・バンドでの活躍で知られるジェイソン・ベッカー（Jason Becker）。20年以上、ALS（筋萎縮性側索硬化症）によって体の自由を奪われながらも家族や仲間の支えで作曲家として現在も創作活動を続けているジェイソンは、これまで未発表だった映像を公開。1996年にエディ・ヴァン・ヘイレン（Eddie Van Halen）が、すでにALSを発症していたジェイソンの自宅を訪れた時の様子を撮影したプライベートなホームビデオです。

以下はこのビデオについての説明文より

“1996年8月31日、驚くべき出会いがあった。その日、エディ・ヴァン・ヘイレンは、彼の後を継いでデヴィッド・リー・ロスと共演したジェイソン・ベッカーと一日を過ごした。

ジェイソンはALS（ルー・ゲーリック病）と診断されており、体調が良くありませんでした。ヴァン・ヘイレンはジェイソンの家を訪れ、愛とサポート、そしてギターを贈り、ALSの啓発ビデオを撮影しました。その間、エディはいろいろな話をしたり、自分のクリエイティブなプロセスについて話したり、素晴らしい音楽を演奏しました。ジェイソンのギターを小さな練習用アンプで弾いていても、瞬時にエディ・ヴァン・ヘイレンと分かるサウンドを奏でました。

この未発表映像は、エディ・ヴァン・ヘイレンの素晴らしい音楽性をはるかに超えた一面を見せてくれています：それは、名声やロック・スターダムというものにとらわれない、優しく思いやりのある寛大な人柄です。

このビデオはまた、ジェイソン・ベッカーの驚くべき強さも記録しています。彼は、名声を得るチャンスを奪われ、天才的なギター・スキルも奪われていましたが、それでも衰弱させる病気と闘う勇気を意志を見つけました。

ベッカーは「エディはとても美しい人でした」「彼は僕と僕の家族にとても親切でした。彼は僕にとって最大の影響力を持っていただけでなく、とても大きな心を持っていました。彼は正直、僕の人生を救ってくれました」と述べています”