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特集「あの日、俺たちは覚醒させられた 日本ROCK元年」 『昭和40年男』最新号発売

2020/11/06 18:57掲載(Last Update:2020/11/06 19:19)
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昭和40年男 VOL.64
昭和40年男 VOL.64
昭和40年生まれの男性向け年齢限定マガジン『昭和40年男』の最新号(VOL.64)の特集は「あの日、俺たちは覚醒させられた 日本ROCK元年」。Char、世良公則、原田真二、甲斐バンド、ゴダイゴほか。また奥田民生がジョン・レノンを語る「特集 JOHN LENNON」なども。 クレタパブリッシングから11月11日発売

ページサンプル:

●特集/日本ROCK元年 <PART1_1978年「胎動の年」>
あの1年半ほどの間の紆余曲折がすべて今につながっている。
Char

Charは名実ともに日本を代表するロックミュージシャンだが、とりわけ昭和40年男にとっては重要な存在だ。名盤『Char』、シングル「気絶するほど悩ましい」「闘牛士」は俺たちが多感な時期にリリースされ、ロックに目覚めるきっかけになったのだから。ご本人に当時の話をうかがった。



●特集/日本ROCK元年 <PART1_1978年「胎動の年」>
日本のロックがマイナーだったのが不思議だった。
世良公則

中学生になった俺たちの前に彗星のごとく現れたヒーローがいる。そう、世良公則だ。サラサラの長髪をなびかせ、野太いボーカルで歌う新世代のロックスター。そのカッコよさに憧れてバンドを始めた昭和40年男も多いはずだ。「ロック元年」を象徴する我らが世良さんが本誌5年ぶりに登場!



●特集/日本ROCK元年 <PART1_1978年「胎動の年」>
アイドル的な受け方でいろいろな経験ができたことは僕の強み。
原田真二

1970年代後半にリリースされた原田真二のヒット曲は、それまでの日本のポップミュージックとは明らかに違う新鮮な響きをもっていた。抜群の音楽センスと甘いルックスでお茶の間にロックを響かせた天才アーティスト・原田真二誕生の光と影。



●特集/日本ROCK元年 <PART2_1979年「動乱の年」>
テレビ、ライブ、ラジオで魅了した“ロック界の新たなHERO”
甲斐バンド

1974年にデビューした甲斐バンド。フォーク、ニューミュージックが全盛だったこの頃、ライブそしてラジオで若者たちの人気を集め、79年「HERO(ヒーローになる時、それは今)」で輝けるスーパーヒーローになる。



●特集/日本ROCK元年 <PART2_1979年「動乱の年」>
創造力とエンターテイメント性。あふれるオリジナリティ
ゴダイゴ

「ガンダーラ」「モンキー・マジック」をはじめ、次々とヒット曲を飛ばしていったゴダイゴ。エンターテイメント性に富んだ作品のなかに高い技量とセンスを匂わせていた彼らは、まだガキだった俺たちの耳を“無意識のうちに”肥やしてくれた!



●特集/日本ROCK元年 <PART4「エトセトラ」>
名曲にこの男あり
芳野藤丸&Great Musician

「藤丸さんは、ソロはもちろんだけど、バッキングを弾かせたら日本一のギタリストだと思ってます」。これは長年活動を共にした西城秀樹の言葉だ。SHOGUNだけでなく、数々のワークでロック界と歌謡界をつなげてきたギタリストの人生に迫る。



●特集/日本ROCK元年 <PART4「エトセトラ」>
いとしのBad Boys
仁義なき不良ロックの衝撃!&横山 剣

ムズカシイことは言わない。魔死愚裸(まっしぐら)こそ不良の本分なのだ。バッドボーイ・ロックンローラーたちはテレビ出演をいとわなかった。「私の場所ではない」などとは考えなかった。そんな姿に、今も永遠の忠誠を誓います!



●夢、あふれていた俺たちの時代 昭和47年
いまだかつてないアイドル誕生 スポットを浴びたワイルドな17歳!
西城秀樹デビュー

長髪の似合う男っぽい風貌に長い手足、派手なアクションを伴う絶唱型のボーカル。俺たちが少年時代に出会ったヒデキはすべてがカッコいい、憧れの存在だった。日本中に衝撃を与えた訃報から2年半。不世出のスターを支えたスタッフがその魅力を語り尽くした。



●連載インタビュー/ガツンとひと言。兄貴の説教
「あなたがいたからよかった」と言われるような人になりたい。
田中 健

ドラマ『俺たちの旅』や映画『青春の門』など名作で、昭和40年男にとっても幼少の頃からなじみの深い名優・田中 健が本誌初登場!やさしい笑顔と穏やかな語り口で役者人生を語るとともに、昭和40年男へのこれからの人生のヒントとメッセージをもらった。



●特集/JOHN LENNON.
昭和40年男 奥田民生、ジョン・レノンを語る。

ジョン・レノンがこの世に生を受けて80年、ビートルズの解散から50年、そしてジョンの不慮の死から40年が経つ。すっかり歴史の一部になった人物だが、今もジョンの魂は人々の心に突き刺さる。昭和40年男を代表するミュージシャン、奥田民生にジョンの魅力を聞いた。


■『昭和40年男 VOL.64』

発売日:2020年11月11日(水)
定価:780円(税10%込)

<予定内容>

■特集
あの日、俺たちは覚醒させられた
日本ROCK元年

俺たちはロック世代だ。胸を張ってそう言えるのは、最も多感で音楽が成長の栄養分として必要だった10代の頃に、ロックシーンに大きな変化が起こったからだ。これを幸運と呼ばずしてはバチが当たる…とまで言い切るのは一体どんな変化だったのだろうか? 今回の特集の肝はそれだっ!! これ以前に時間を戻して眺めてみよう。女の子たちが失神し、黄色い声をあげたグループサウンズは俺たちにとっては大人たちのための懐メロだった。はっぴいえんどや加藤和彦など、驚愕の先進性を誇ったジャパニーズロックの朝焼けにつき合うにはまだガキ過ぎた。キャロルやクールスは少し上世代のちょっと悪いお兄さんロックだ。こうして大雑把に眺めてみるだけで、いつの時代も日本のロックはその時代時代の若者たちの欲する気持ちと微妙な距離感と関係性を保ちつつ、多くがカウンターカルチャーであることをまるで自負するように発展してきた。さてさて、特集の肝としたロックシーンの大変化とは? 編集部ではそれを“テレビから聴こえてきたロック”として、10代の我々こそがその恩恵を強く受けた世代だと断定した。ブラウン管の中にロックを見出しては、刺激を受けながら自分の愛する世界観を練り上げていった。ロックスターたちはお茶の間を引っかき回しながら存在感を強めていく。カウンターカルチャーでありながらも、多くの若者たちがメジャーシーンとしてとらえ始め、そして虜になった。そんなテレビとの相乗効果が色濃く顕在化したのが昭和53年・1978年であり、我々世代だからこそのシンパシーワードとして“日本ロック元年”と呼ぶことにしたのだ。ここを起点にして始まった俺たちならではの、ロックによる覚醒と成長の日々へと旅に出よう。

・1978年は日本のロック、テレビ元年/サエキけんぞう

【part1_1978】「胎動の年」
・Char「あの1年半ほどの間の紆余曲折がすべて今につながっている。」
・世良公則「日本のロックがマイナーだったのが不思議だった。」
・原田真二「アイドル的な受け方でいろいろな経験ができたことは僕の強み。」
・リューベン「ロックの目覚めはツェッペリン ラジオから流れる音に撃ち抜かれた。」
・影山ヒロノブ「あの時のロックの手応えというのは今でも自分のなかにしっかり残っている。」

【part 2_1979】「動乱の年」
・甲斐バンド
テレビ、ライブ、ラジオで魅了した“ロック界の新たなHERO"
・ゴダイゴ
創造力とエンターテイメント性。あふれるオリジナリティ

【閑話休題】
・私だけが知っている!? 昭和ロック名シーン

【part 3】「百花繚乱」時代を作ったロッカー
・ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
・桑名正博
・アン・ルイス
・サザンオールスターズ
・Great Band

【part 4】「エトセトラ」
・名曲にこの男あり
芳野藤丸 & Great Musician
・いとしのBad Boys
仁義なき不良ロックの衝撃! & 横山 剣
・少女の視点
森若香織
・ロック名曲20選
ロックが流れてきた365day

■インタビュー
・ガツン! と一言。兄貴の説教/田中 健
・俺たちのアイドル/松村和子
・追憶のボール/山下大輔

■連載特集 夢、あふれていた俺たちの時代(昭和47年)
・昭和40年男的こころのベストテン
・『ウルトラマンA』放送開始
・西城秀樹デビュー
・アントニオ猪木独立、新日本プロレス設立
・カンカン、ランランが上野動物園に来園
・特撮・アニメヒーロー大ブーム
・日大櫻丘 センバツ初出場・初優勝

■特集 JOHN LENNON
・昭和40年男 奥田民生、ジョン・レノンを語る。
・寄稿 ジョンのいない世界を生きている。/島村洋子
・ジョンの作品 Art of Life
・DOUBLE FANTASY - John & Yoko
ダブル・ファンタジー ジョン アンド ヨーコ

■昭和40年男のための健康講座
知っておきたい
歯科心身症の正体

■コラボ企画
『昭和40年男』編集長の文化事業!? 家系図作り

■連載
・悲惨な戦い「嵐を呼ぶ食い意地! 」
・安田謙一の西の国から吹くコラム Sangari★a「部長刑事」
・昭和40年の男/泉 麻人「踊って歌って大爆笑 林家三平」
・みくに文具のプラモ棚「アリイ『怪奇貯金箱』」
・気まぐれ福田くん新聞「アナウサギ」
・昭和鉄道S40系「天北線(廃線)」
・昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所 「チェリーのアイドルボム」南野陽子
・DJフクタケの 謎の円盤POP「70年代芸人ソロレコードの世界」
・デジとの遭遇「学研『/ディグダグ』」