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元ジャーニーのスティーヴ・ペリー 78年にエディ・ヴァン・ヘイレンとの間で起きた「ワカモレ事件」について語る

2020/10/20 09:33掲載
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Steve Perry, Eddie Van Halen  CREDIT: Michael Putland/Getty Images, Fin Costello/Redferns
Steve Perry, Eddie Van Halen  CREDIT: Michael Putland/Getty Images, Fin Costello/Redferns
ジャーニー(Journey)スティーヴ・ペリー(Steve Perry)は、米ローリングストーン誌のインタビューでエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)との思い出を語っています。その中で、1978年に起きた「ワカモレ事件」についても話しています。

何年にもわたって語られてきた「ワカモレ事件」は、1978年にヴァン・ヘイレン(Van Halen)とジャーニーが行った合同ツアー中に起きたとされるもの。ワカモレはメキシコ料理のサルサの1種。

内容は

「1978年、エディ・ヴァン・ヘイレンは楽屋でデヴィッド・リー・ロスに腹を立て、ワカモレを投げつける。ワカモレはロスには当たらなかったが、スティーヴ・ペリーに当たり、ペリーは泣いた」

というもの。ペリーは米ローリングストーン誌のインタビューの中で、泣いたわけではないが、バンド間で起きた食べ物の投げ合いのせいで、自身のお気に入りのサテンのジャケットにワカモレが当たって、確かに動揺したと述べています。

ペリーは、このツアーではエディとはあまり一緒にいなかったそうですが、ある晩、彼に話をしにいくと

「ドアを開けて“ねえ、みんな”と言おうとした時だった。その頃、ワカモレはカッテージチーズのような容器に入っていた。バンドは食べ物の投げ合いをしていて、ドアを開けたとき、ワカモレの入れ物が僕の左側にある鏡にぶつかって、僕の最も大切な持ち物に飛び散ったんだ。それは背中に“ジャーニー”と書かれた僕のサテンのツアージャケットだった。

ワカモレが左肩と左腕にかかった。僕は彼らを見ると、彼らは、きまり悪そうに“ヤバい”と言って笑っていた。僕はそれを見て、怒ってドアを閉めて出て行った。僕の大切なジャケットだった。彼らのことをまだ大好きだったけど、それ以降はもうリスペクトすることができなくなってしまった」

と話し、ペリーは

「でも泣いてないよ!ワカモレのことで泣くわけがない。いつからか伝説になっていた。バカバカしい」

と付け加えています。

またペリーはこの米ローリングストーン誌のインタビューの中で、デヴィッド・リー・ロスがヴァン・ヘイレンを脱退した後、1985年にエディ・ヴァン・ヘイレンからジャム・セッションに招待されたが、それが何につながるかを恐れて断ったことを明かしています。