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「天国への階段」めぐる著作権裁判、レッド・ツェッペリンの勝訴で終結

2020/10/06 08:14掲載(Last Update:2020/11/06 09:53)
Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「Stairway to Heaven(邦題:天国への階段)」のオープニング部分が盗作だとして訴えられた著作権裁判で、米国最高裁判所は、同曲は著作権を侵害していないとした2020年3月の控訴裁判所の判決を支持し、この訴訟の審理を却下。これにより、2014年から続いていた著作権争いはレッド・ツェッペリン側の勝訴で終結しています。

この裁判は、ロサンゼルスのバンド、スピリット(Spirit)のギタリストだった故ランディ・カリフォルニア(本名:ランディ・ウルフ)の遺産に関する相続代理人であるマイケル・スキッドモアが原告。「Stairway to Heaven」のオープニングのギター部分は、スピリットの楽曲「Taurus」(1968年作)を盗作したと主張。著作権の侵害に当たるとして2014年に著作権侵害で訴えを起こしていました。

レッド・ツェッペリンとスピリットは、「Taurus」が書かれた後に一緒にライヴを行っており、代理人はジミー・ペイジがトーラスの生演奏を聴いた後に「Stairway to Heaven」のリフを書いたと述べ、この2曲はコード進行が似ていると主張していました。

2016年6月、ロサンゼルス連邦地裁の陪審は著作権侵害に当たるほどの類似性はないと判断し、訴えを退けますが、2018年9月、第9巡回区控訴裁判所は、地裁の裁判官が陪審員らに不正確な説明を行っていたとして地裁に審理のやり直しを命じます。

この判断を不服とするレッド・ツェッペリン側は、裁判官の数を増やして再審理を行うよう求め、2019年9月に裁判官11人による審理が行われ、2020年3月、第9巡回区控訴裁判所は、盗作には当たらないと判断した2016年の連邦地裁の陪審評決を支持するという判決を言い渡していました。

比較動画:


Led Zeppelin - Stairway to Heaven


Taurus- Spirit