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フランスを代表するシャンソン歌手・女優、ジュリエット・グレコが死去

2020/09/24 07:37掲載
Juliette Gréco - Photo by Daniel Reinhardt/picture-allianc
Juliette Gréco - Photo by Daniel Reinhardt/picture-allianc
フランスを代表するシャンソン歌手・女優、ジュリエット・グレコ(Juliette Gréco)が9月23日、フランスのサントロペ近くで脳卒中のため死去。93歳でした。グレコの家族はAFP通信に「ジュリエット・グレコは今週水曜日、愛する家で家族に囲まれて亡くなりました。彼女の人生は他に類を見ないものだった。彼女は89歳になってもまだフランスの歌を輝かせていた」とコメントしています。

ジュリエット・グレコは、1927年にフランス・モンペリエで生まれる。第二次世界大戦中は母親とともに対ナチスのレジスタンス活動に身を投じ、祖国解放後にパリで歌手活動を開始。黒い長い髪をなびかせ、黒ずくめの衣装で歌うのがトレードマークで、哲学者ジャン・ポール・サルトルや前衛的な作家・詩人ボリス・ヴィアンらパリの知識人たちとも交流を持つ。マイルス・デイヴィス(Miles Davis)と恋仲にあったり、二度の結婚をするなど、その生き方も注目された。映画界でも活躍し、『恋多き女』(Elena et les Hommes:1956年)、『日はまた昇る』(The sun also rises:1957年)、『自由の大地』(The Roots of Heaven:1958年)、『悲しみよこんにちは』(Bonjour tristesse:1958年)、『ルーヴルの怪人』(Belphegor,Phantom of the Louvre:2001年)などに出演している。