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ピンク・フロイド(ギルモア、メイスン、ライト)最後のライヴパフォーマンスを収めた7インチ盤 いよいよ発売に

2020/08/25 13:33掲載
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Pink Floyd / Arnold Layne
Pink Floyd / Arnold Layne
デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)ニック・メイスン(Nick Mason)リチャード・ライト(Richard Wright)ピンク・フロイド(Pink Floyd)として共演した最後のライヴ・パフォーマンスを収めた限定7インチ・シングルレコードが、いよいよ今週末8月29日(土)に開催されるRECORD STORE DAY「RSD DROPS」で発売されます。同日にはニック・メイスン率いるバンドが初期ピンク・フロイド楽曲を再現した音源を収めた12インチ・シングルも発売されます

以下インフォメーションより

今年の『原子心母』50周年、来年初来日50周年を迎える、ピンク・フロイド。今週末8月29日(土)に開催されるRECORD STORE DAYでピンク・フロイド関連の貴重な2タイトルがアナログ盤(輸入盤)で限定発売となる。ひとつはピンク・フロイド最後のライヴ・パフォーマンス(デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン、リチャード・ライトの3名がピンク・フロイドとして共演したラスト・ライヴ)、2017年5月10日シド・バレット・トリビュート・コンサートでの「Arnold Layne(アーノルド・レーン)」。もう一つはニック・メイスンのニュー・バンド、ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツの「See Emily Play(シー・エミリー・プレイ)/ Vegetable Man(ヴェジタブル・マン)」。A面2曲目「Vegetable Man」は未完成に終わり、ピンク・フロイドのコンサートでは一度も演奏されることのなかったシド・バレット期の幻の楽曲である。

奇しくも「Arnold Layne」「See Emily Play」はそれぞれピンク・フロイドの1967年のファースト・シングルとセカンド・シングル。シド・バレット期のピンク・フロイドを代表するナンバーだ。9月16日にはそのシド・バレットのソロ・デビュー50周年を祝し、紙ジャケット仕様で彼の残した作品4タイトルがリリースとなる。

また、デヴィッド・ギルモアのソロ作6作品が紙ジャケット仕様で9月16日発売、ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ『ライヴ・アット・ラウンドハウス』が2CD+DVDとBlu-rayで9月18日発売、ロジャー・ウォーターズ『US+THEM』が2CD,DVD,Blu-rayで10月2日発売となる。『原子心母』50周年(1970年10月2日英国発売)となるこの秋、ピンク・フロイド関連商品が続々リリースとなる。

■Pink Floyd『Arnold Layne Live 2007』 (7inch Vinyl for RSD 2020)
7インチ・シングル

ピンク・フロイドのデビュー・シングル「Arnold Layne」のライヴ音源を収録した7インチ・シングル(音源はA面にのみ収録)。2007年5月10日にロンドンのバービカンで行われた、シド・バレット・トリビュート・コンサート「The Madcap’s Last Laugh」にてライヴ録音され、キーボードにジョン・キャリン、ベースにオアシスのアンディ・ベルも参加した。デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン、リチャード・ライトの3名がピンク・フロイドとして共演したのはこのライヴが最後となった(リチャード・ライトは翌年に死去)。ジャケットのアートワーク(手錠をかけられたアーノルド)は、ピンク・フロイドのクリエイティヴ・ディレクターである元ヒプノシスのオーブリー・パウエルが監修し、フロイドの長年のコラボレーターである写真家のルパート・トルーマンとデザイナーのピーター・カーゾンが新たに制作した。B面には、手錠のデザインのエッチングが施されている。



■Nick Mason's Saucerful of Secrets『See Emily Play/Vegetable Man』 (12inch Vinyl for RSD 2020)
12インチ・シングル

ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンがピンク・フロイドのツアーメンバーらとともにシド・バレット時代の曲を中心とした初期ピンク・フロイド・ナンバーを再現するスーパー・グループ「ニック・メイスンズ・ソーサ―フル・オブ・シークレッツ」。バンドとして初の作品となる、2019年5月にロンドンの伝説的なコンサート会場ラウンドハウスで収録されたライヴ盤『ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス』(9/18発売)より、「See Emily Play」と 「Vegetable Man」の2曲を収録した12インチ・シングルを発売(音源はA面にのみ収録)。B面には、「ニック・メイスンズ・ソーサ―フル・オブ・シークレッツ」のロゴをあしらったエッチングが施される。「Vegetable Man」は1967年10月にレコーディングされミックスまで完了していたものの、未発表のままバレット期の幻の楽曲としてファンの間では長く知られていた楽曲。2016年にリリースされたボックス・セット『ジ・アーリー・イヤーズ1965-1972』で初めて公式に日の目を見た。ピンク・フロイドのコンサートでも一度も演奏されることのなかった幻の楽曲がニック・メイスンらの手によって見事にライヴで甦った。
【作品情報】
●Pink Floyd 『Arnold Layne Live 2007』 (7inch Vinyl for RSD 2020)
2020/8/29発売  7インチ・シングル (One Sideシングル/B面はエッチング仕様)海外品番:88985487977  価格:オープン・プライス(輸入盤) 
<収録曲>
A1. Arnold Layne (recorded live at the Barbican Centre, London at the Syd Barrett Tribute Concert, 10th May 2007)
B面 エッチング仕様

●Nick Mason's Saucerful of Secrets 『See Emily Play/Vegetable Man』 (12 inch Vinyl for RSD 2020)
2020/8/29発売  12インチ・シングル(One Sideシングル/B面はエッチング仕様) 海外品番:19439723411 価格:オープン・プライス(輸入盤)
<収録曲>
A1. See Emily Play (Live at The Roundhouse)
A2. Vegetable Man (Live at The Roundhouse)      
B面 エッチング仕様