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エルヴィス・プレスリーの“サン・セッションズ”マーティンD-18ギター 1億4千万円で落札

2020/08/06 10:03掲載
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Elvis Presley & 1942 Martin D-18 acoustic guitar (Image credit: Gotta Have Rock and Roll)
Elvis Presley & 1942 Martin D-18 acoustic guitar (Image credit: Gotta Have Rock and Roll)
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)が、1954年から1956年にかけてメンフィスのサン・スタジオでのレコーディングやステージ上で多く用いた“サン・セッションズ”ギター(1942年製マーティンD-18アコースティックギター)がオークションに出品され、132万ドル(約1億3926万円)で落札されています。落札者の身元は明らかにされていません。エルヴィス関連のメモラビリア(記念品、思い出の品)の中では過去最高級の落札価格です。

プレスリーのマーティンは“サン・セッションズ”ギターと呼ばれることが多く、当時の多くの写真で演奏しているのを見ることができます。

オークションハウスのGotta Have Rock and Rollによると、プレスリーはこのギターをメンフィスのO.K. Houck's Piano Storeで購入。ボディには自分の名前を綴った金属製の文字を装飾しましたが、現在は“ELVI”の文字は残っていますが、“S”はありません。また、プレスリーのハードなかき鳴らしのためにギターには大きな摩耗が見られます。

このD-18は現在、米オハイオ州クリーブランドにある「ロックの殿堂」博物館に展示されており、メトロポリタン美術館で2019年に開催された展覧会<Play It Loud: Instruments of Rock & Roll>でも紹介されています

■Gotta Have Rock and Roll内 D-18ページ;
https://www.gottahaverockandroll.com/Elvis_Presley_Owned_and_Stage_Played_1942_Martin_D-LOT31000.aspx