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ザ・ルーツの創設メンバー、MC/ラッパーのマリク・Bが死去

2020/07/30 07:30掲載
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Malik B. - Mpozi Tolbert/Courtesy of The Roots
Malik B. - Mpozi Tolbert/Courtesy of The Roots
ザ・ルーツ(The Roots)の創設メンバーである、MC/ラッパーのマリク・B(Malik B.)が死去。グループがSNSで発表。死因は明らかにされていません。マリク・Bは47歳でした。

ザ・ルーツは声明で

「私たちの最愛の兄弟であり、ザ・ルーツの長年のメンバーであったマリク・アブドゥル・バシットが亡ったことを心の底から残念に思いお知らせします。

彼のイスラム教への献身、愛に満ちた兄弟愛、そして史上最も才能のあるMCの一人としての彼の革新性が記憶されることを願っています。

このような大きな損失を被った私たちの喪の時に、彼のご家族やお付き合いのあるご家族を大切にしていただきたいと思います」

マリク・Bことマリク・アブドゥル・バジット(Malik Abdul Basit)は米フィラデルフィア生まれ。90年代初頭、ペンシルベニア州のミラーズビル大学で、ザ・ルーツの前身スクエア・ルーツのクエストラヴ(Ahmir Khalib Thompso)とブラック・ソート(Tariq Luqmaan Trotter)と親しくなり、グループに参加。

名前をザ・ルーツに変更した後、グループは1993年にデビュー・アルバム『Organix』を自主リリース。1995年には『Do You Want More?!!!??! 』でメジャーデビューを果たした。

マリク・Bは、『Illadelph Halflife』(1996年)、『Things Fall Apart』(1999年)にアルバムに参加した後、ミレニアムの変わり目にザ・ルーツを脱退。去った後もグループのアルバムにゲスト出演を続けた。

ソロ作品としては、2005年にミックステープ『Street Assault』、2015年にはプロデューサーのMr. Greenとのコラボレーションアルバム『Unpredictable』をリリースした。