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米政府 ツアー延期のミュージシャンやレーベル、音楽会場、レコードプレス工場、レコード店に融資

2020/07/08 09:22掲載
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United States of America
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米政府の経済支援政策である、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けた中小企業向けの融資プログラム「給与保護プログラム(PPP)」。米国財務省はPPPで15万ドル(約1600万円)以上の融資を受けた企業を列挙したリストを発表。

米ローリングストーン誌によると、パール・ジャム、イーグルス、ガンズ・アンド・ローゼズ、グリーン・デイなど、ツアーを延期/中止した多くのミュージシャンも融資を受けています。資金はアーティストのスタッフや、スタッフのサポートと維持に使われます。

米ローリングストーン誌によると、イーグルスの融資はツアー会社の50人の雇用を救うことになるという。イーグルス、パール・ジャム、ディスターブドは35万ドルから100万ドル、他のアーティストは15万ドルから35万ドルの融資を受けています。米ローリングストーン誌は、the Chainsmokers、Cheap Trick、the Head and the Heart、Imagine Dragons、Jason Isbell、Lil Jon、Nickelback、Papa Roach、Pentatonix、Rascal Flatts、Chris Stapleton、Tool、311、Weezer、Wiz Khalifaなど、40人以上のミュージシャンとバンドが5万ドル以上の融資を受け取ったと報告しています。

また米Pitchforkによると、Sub Pop Records、Third Man Records、Knitting Factory Recordsなど、さまざまなメジャーおよびインディペンデント・レーベルがPPPの融資を受けており、それぞれが最低でも35万ドル(約3760万円)の融資を受けています。このほか、Dreamville Records、Light in the Attic、ATO Records、Dim Mak、Rostrum、Cleopatra、Stones Throw Records、Equal Vision、New West、Reach Records、Sumerian、Metal Bladeなども融資を受けています

音楽業界の他の部門もPPPの融資を受けており、多数の音楽会場、グラミー博物館財団、音楽出版社・レーベルのABKCO、クリーブランドのGotta Groove Recordsなどのアナログレコードプレス工場などが含まれています。シカゴのReckless RecordsやオースティンのWaterloo Recordsなどのレコード店も支援を受けました。カニエ・ウェストのアパレル会社「Yeezy LLC」は200万ドルから500万ドルの融資を受けています。