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ニューヨーク・ドールズ デヴィッド・ヨハンセンの新作ドキュメンタリーが制作決定 監督はマーティン・スコセッシ

2020/07/08 07:31掲載
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David Johansen - Sikelia Productions/SHOWTIME
David Johansen - Sikelia Productions/SHOWTIME
ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)のフロントマン、デヴィッド・ヨハンセン(David Johansen)の新作ドキュメンタリーが制作決定。監督はマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)とデヴィッド・テデスキ。テデスキは、ボブ・ディランの『ノー・ディレクション・ホーム』や『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』など、スコセッシが監督するドキュメンタリーの多くに編集者として携わって来た人物。製作はShowtime Documentary Films。タイトルや公開日はまだ明らかにされていません。

この映画では、ヨハンセンがニューヨーク市のスタテンアイランドで育ったこと、彼が10代の頃、1960年代後半にニューヨークのイースト・ヴィレッジにやってきたことから始まり、ヨハンセンのキャリアを詳細に紹介します。映画はニューヨーク・ドールズのリードシンガー時代を探るだけでなく、彼が80年代に扮した別キャラクター、バスター・ポインデクスターとしての活動や、ハリー・スミスとの90年代の活動も紹介されます。

またこの映画には、今年初めにニューヨーク市のカフェ・カーライルで撮影されたヨハンセンのパフォーマンス映像も含まれます。

スコセッシはプレスリリースで

「デヴィッド・ヨハンセンとは何十年も前からの知り合いで、彼の音楽は、私が『ミーン・ストリート』を作っていたときにドールズを聴いて以来の試金石となっている」

「当時も今も、デヴィッドの音楽はニューヨークのエネルギーと興奮を捉えています。私は彼のパフォーマンスをよく見ますが、長年の間に彼の音楽的インスピレーションの深さを知るようになりました。去年のカフェ・カーライルでの彼のショーを見た後、私はそれを撮影しなければならないと思いました。なぜなら、彼の人生の進化と音楽的才能をこのような親密な環境で見ることができるのは非常に珍しいから。私にとって、そのショーは、ライヴ音楽体験の真の意味でのエモーショナルな可能性を捉えたものでした」

と話しています。