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マニック・ストリート・プリーチャーズのジェームス・ディーン・ブラッドフィールドが14年ぶりの新ソロ・アルバムを8月発売

2020/07/03 09:21掲載
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James Dean Bradfield
James Dean Bradfield
マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)のフロントマン、ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(James Dean Bradfield)が14年ぶりの新ソロ・アルバム『Even In Exile』を海外で8月14日発売。リリース元はthe Orchard。

ジェームスのソロ・アルバム・リリースは2006年の『The Great Western』以来。通算2作目。

新アルバムは、ジェームスがレコーディングとプロデュースを担当し、作詞はウェールズの有名な詩人であり劇作家でもあるパトリック・ジョーンズ(マニックスのベーシスト、ニッキー・ワイアーの兄)が担当しています。

新作は、チリのミュージシャンであり、教師であり、政治活動家でもあるビクトル・ハラの生と死に触発されたものです。

ジェームスはこの作品について

「2019年の初め、パトリックはビクトル・ハラの人生のさまざまな側面に触れた詩をいくつかくれた。それを読んだとき、人生に意味があるとすれば、それは死後も続くという考えに感銘を受けた。その思いが僕の心に残り、パトリックの言葉をレコードにしたいと思うようになった」

「ビクトルの話が深く心に響いた理由の一つは、その時代に政治的に活動していた多くの人々の話と同じように、それが死をもたらすからだ。政治的思想の自由が死に終わるかもしれないという考えは、あまりにも衝撃的だが、それでも僕たちは、敵対的政治が暗黙のうちに敵意を生み、共感、妥協、尊敬が全く欠如する時代に生きている。それは非常に破壊的であり、僕は、この歴史の時代は、今に関連する多くのことを指し示していると思う」

と語っています。

ジェームスはまた、ビリー・ブラッグとウィルコが『Mermaid Avenue』でサウンドと歌詞を結びつけた方法を第一のインスピレーションとして挙げ、彼は「ギターとヴォーカルだけで各トラックを始めて、そこから積み上げていったんだ。ジャムセッションをしなかったアルバムだ。歌詞に適したアーキテクチャを見つけるための非常に正確な手順だった。つまり、ツアーで演奏するアルバムとして想定していなかったということだ」とも話しています。

この作品から新たに「The Boy From The Plantation」のリリックビデオが公開されています



以下は以前に公開された音源・映像

「There'll Come A War」のパフォーマンス映像


「There'll Come A War」


「Seeking The Room With the Three Windows」
■『Even In Exile』

1. ‘Recuerda’
2. ‘The Boy From The Plantation’
3. ‘There’ll Come A War’
4. ‘Seeking The Room With The Three Windows’
5. ‘Thirty Thousand Milk Bottles’
6. ‘Under The Mimosa Tree’
7. ‘From The Hands Of Violeta’
8. ‘Without Knowing The End (Joan’s Song)’
9. ‘La Partida’
10. ‘The Last Song’
11. ‘Santiago Surprise’