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エリック・サティー特集「サティー 秘教とパロディ」 NHK FM『現代の音楽』7月12日放送

2020/07/01 09:39掲載
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Erik Satie
Erik Satie
作曲家・西村朗の分かりやすい解説で現代音楽の魅力を紹介するNHK FM『現代の音楽』。7月12日は「20世紀・現代音楽の系譜」の第7回で、テーマは「サティー 秘教とパロディ」。近代フランス音楽の作曲家エリック・サティーを特集します。

■『現代の音楽 20世紀・現代音楽の系譜 ▽第7回 サティー 秘教とパロディ』
NHK FM 7月12日(日)午前8時10分〜 午前9時00分

近代フランス音楽の作曲家エリック・サティー(1866〜1925)は、西洋音楽の伝統的な作曲手法に早くから懐疑的な立場をとり、和声進行の常識を破った手法や教会旋法の引用など、型破りな創作に取り組んだ作曲家です。それゆえに“音楽界の異端児”などと称されることもありますが、その秘教的ともいえる作風は、のちのラヴェルやドビュッシーに多大な影響を与えたともいわれます。また、他の作品を題材にした“パロディ”もサティーならではの作風のひとつです。

楽曲:

「グノシエンヌ 第1番・第3番」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(6分30秒)
<東芝EMI TOCE-3347>

「バラ十字団の最初の思想」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(1分05秒)
<東芝EMI CE33-5372>

「バラ十字団のファンファーレから「大修道士の歌」」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(3分50秒)
<東芝EMI CE33-5372>

「星たちの息子への3つの前奏曲から「第1幕への前奏曲」」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(3分50秒)
<東芝EMI CE33-5372>

「ヴェクサシオン」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(5分00秒)
<東芝EMI CE33-5372>

「犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲 から「家でひとり」「お遊び」」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(2分00秒)
<東芝EMI TOCE-8552>

「干からびた胎児」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(7分50秒)
<東芝EMI TOCE-8552>

「官僚的なソナチネ」
サティー:作曲
(ピアノ)高橋アキ
(4分00秒)
<東芝EMI TOCE-3347>

番組ページ:
https://www4.nhk.or.jp/P446/