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『昭和50年男』最新号の特集は「カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち〜オレたちオタク世代〜」

2020/06/08 15:05掲載
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昭和50年男 VOL.005
昭和50年男 VOL.005
昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン『昭和50年男』。6月11日発売の最新号『昭和50年男 VOL.005』の特集は「カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち〜オレたちオタク世代〜」。表紙は『新世紀エヴァンゲリオン』

■特集
カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち
〜オレたちオタク世代〜

もうずいぶん前から、行政は日本のアニメやマンガ、ゲームを“クールジャパン”として海外へアピールすることに躍起だ。でも、オレたちは海外や政府のエライ人の評価なんて関係なく、二次元文化に魅力を感じ、オタクライフをおもしろ楽しくやってきた。また、サブカル好きやファッション系の非オタクな人たちでも、レアものやデータ集めに熱を上げる行動は、まさにオタク的だったと言えるだろう。そう、昭和50年男は若い“オタクカルチャー”に浸り、拡張してきたオタク世代に他ならない。十代から成人前後にかけてハマった作品を振り返ることで、“好き”をひたむきに追いかけていた熱い気持ちを再点火し、混沌とした今を、さらに突き抜けていこうじゃないか。

<CHAPTER 1 ANIMATION>
●アニメに変革をもたらした新世紀エヴァンゲリオン
20世紀末、アニメは急速に存在感を増していった。数ある作品の中でも、『新世紀エヴァンゲリオン』はアニメという「サブカルチャー」を「カルチャー」に高め、新時代をいち早くオレたちに見せてくれた!



<PROLOGUE>
●宮台真司のオタク学
終わりなきオタクの時代を生きろ!
昭和50年男の若き日を彩ったカルチャーは、「オタク」的だとも言われた。今でこそ市民権を得たオタクは、どのように醸成されていったのか。社会学者・宮台真司の証言と分析で半世紀のオタク史を振り返る。



<CHAPTER 1 ANIMATION>
●新たなエンタテイナー像を築いた櫻井 智が振り返る 第3次声優ブームの日々
声優は顔出しをしない陰の仕事だったが、本人のキャラやルックスにも脚光が集まり始めた90年代中盤。CDを出し、雑誌のグラビアを飾るなど、アイドルのような人気者となった先駆者の一人に櫻井 智がいた。



<CHAPTER 2 MOVIES/TV>
●Q・タランティーノ & T・バートン オタク監督が魅せてくれた 映画という名のおもちゃ箱
映画監督はこだわりの世界の人ゆえ、オタク的な要素が強い。中でも群を抜く存在が、Q・タランティーノとT・バートン。彼らだからこそ創り得た作品の魅力を、映画マニアとして知られる作家・樋口毅宏が語る!



<CHAPTER 3 REAL>
●“もふくちゃん”福嶋麻衣子が語る
オタクの街、秋葉原の磁力
家電の街、電脳都市だった秋葉原がどのようにメイド喫茶と結びつき、発展し、オタクを惹きつけたのか。LIVE&BAR・ディアステージのプロデューサー、“もふくちゃん”こと福嶋麻衣子が総括する。



<CHAPTER 3 REAL>
●会場にいる全員が参加者! オタクの祭り・コミケ
「コミケ」として親しまれる「コミックマーケット」は、世界最大規模の同人誌即売会。1975年に少人数の集団に創設され、現在に至るまでオタク文化を愛するすべての人を受け入れ続ける奇跡のイベントだ!



<CHAPTER 3 REAL>
●“マイナーパワー”が生んだ 90年代プロレス黄金期
日本プロレス史上、最も多くの観客動員があった90年代。その人気を支えたのは、当時会場を埋め尽くした昭和50年男世代のプロレスオタクたちだ。ターザン山本の証言で90年代プロレス黄金期を読み解く。



<CHAPTER 4 GAME/PC>
●ゲームがオレを作った! 竹若元博(バッファロー吾郎)
テレビゲーム、PCゲーム、アーケードゲーム…今では当たり前に思えても、昭和50年男世代にはすべてが衝撃的だった。ゲーム黎明期〜成熟期の経験が血となり肉となり“お笑い”という芸になった男もいた。



●連載/ガール イズ マイン
“自分の進化や成長を考えると「まだ35年か」と思います”
森口博子
昭和50年男が親しみを込めて「モリグチ!」と呼んだお姉さん。“バラドル”として一世を風靡した彼女も、35年の長いキャリアのなかで、タレントとして、舞台俳優として、そして夢の出発点であった歌手として、その道筋を輝かせてきた。



●連載/昭和50年男のリアル
コヤマシュウ・マツキタイジロウ
(バンドマン/スクービードゥー)
ロックとファンクの最高沸点 = Funk-a-lismo! の名のもとに、ホットな楽曲とステージパフォーマンスを続けるスクービードゥー。昭和50年生まれで幼い頃からの仲、25年前にバンドを立ち上げたメンバー2人と下北沢で待ち合わせた。

●『昭和50年男 VOL.005』

発売日:2020年6月11日(木)
定価:780円(税10%込)

<内容>

■特集
カルチャー大変革期を突き抜けたオレたち
〜オレたちオタク世代〜

【PROLOGUE】
・1988〜97年の10年間をプレイバック「オレたちのオタク年表」
・宮台真司のオタク学
・昭和50年男はオタク第2.5世代

【CHAPTER 1】ANIMATION
・オレたちの思春期をアニメ漬けにした1988〜97年 傑作アニメ
・ハイパークリエイター集団 GAINAXストーリー
・アニメに変革をもたらした 新世紀エヴァンゲリオン
・アニメファンを狙い撃ち! 百花繚乱OVAヒストリー
・投稿アニメ雑誌の世界
・櫻井 智が振り返る 第3次声優ブームの日々
・僕がいちばん、ガンダムをうまく作れるんだ…!
・オレたちが夢中になった新ジャンル小説 ライトノベルの源流

【CHAPTER 2】MOVIES/TV
・Q・タランティーノ&T・バートン 映画という名のおもちゃ箱
・平成初期の特撮は革命の嵐だった!
・ツッコミどころ満載! スプラッターホラー
・タモリ倶楽部が世の中のオタク化に貢献

【CHAPTER 3】REAL
・“もふくちゃん"福嶋麻衣子が語る秋葉原の磁力
・日本オタク街・聖地ガイド
・会場にいる全員が参加者! オタクの祭りコミケ
・“マイナーパワー"が生んだ 90年代プロレス黄金期
・『レコスケくん』 作者・本 秀康の美しきコレクター人生
・細部にこだわって必死にレアものGET!

【CHAPTER 4】GAME/PC
・ゲームがオレを作った! 竹若元博(バッファロー吾郎)
・オレたちの青春期ゲーム事情
・美少女たちのトリコになった コンシューマーギャルゲーの時代
・90年代ゲーム雑誌戦国時代到来! ゲーム雑誌の追憶
・憧れだった昭和50年男的 最先端パソコン
・プレイ中でもプレイ外でも…ずっとゲーム音楽に夢中! ゲーム・ミュージック
・ゲーセンの“ホンモノ"を求めた!? アーケード基板マニアクス

【EPILOGUE】
・オレたちにとっての“オタク"とは?

■INTERVIEW
・ガール イズ マイン/森口博子
・昭和50年男のリアル/コヤマシュウ、マツキタイジロウ (バンドマン/スクービードゥー)
・世界にはばたいたアニキ/田中知之(FPM)

■SPECIAL
・昭和50年男を躍らせた! 「ファッション“狂騒曲"」キャップ&ハット編
・オレたちのお笑いの原点 最高のコメディアン志村けん

■連載
・コミックキャラバン
・駄菓子屋大好き! 談駄団!
・帰ってきた 8cm CD ほか
・直角が行く。
・高橋名人の冒険時代
・リアル・ロボット・エイジ
・Doki! Doki! がーるず・るーむ
・男子ファンシー道