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ゾンビーズ『Odessey and Oracle』のジャケットカヴァーアートを手掛けたテリー・クワークが死去

2020/06/02 19:46掲載
The Zombies / Odessey and Oracle
The Zombies / Odessey and Oracle
ゾンビーズ(The Zombies)の1968年アルバム『Odessey and Oracle』のサイケデリックなジャケット・カヴァーアートワークで最もよく知られているアーティスト、テリー・クワーク(Terry Quirk)が6月1日、イギリスのソールズベリーにある自宅で死去。ゾンビーズの公式Facebookページで発表。死因は明らかにされていませんが、ゾンビーズは急逝と伝えています。テリー・クワークは78歳でした。

テリー・クワークは、英ハートフォードシャー州セント・オールバンズ生まれ。ゾンビーズとの付き合いはバンド結成よりもずっと前から始まっており、ゾンビーズのシンガーであるコリン・ブランストーンとベーシストのクリス・ホワイトとは地元の小学校で出会いました。その後、クワークとホワイトは一緒にアートスクールに通い、1967年にノース・ロンドンのアパートでキーボード奏者のロッド・アージェントと一緒に暮らしていました。アージェントとホワイトが『Odessey and Oracle』を作っていたときのことです。そして、ミュージシャンたちはクワークにアルバムカヴァーのデザインを依頼しています。

アルバムタイトルの「odyssey」のスペルミス (レコードが印刷されるまで気付かなかった間違い は、今やアートワークや曲自体と同じくらいロックの伝説の一部となっています。

クワークとゾンビーズの友情はその後50年間続き、最近ではバンドの2015年アルバム『Still Got That Hunger』やブック『The Odessey: The Zombies in Words and Images』のカヴァーをクワークが描いていました。

以下はゾンビーズによる声明

“ゾンビーズ・ファミリーは、最愛のテリー・クワークの死を悼みます。テリーは今朝、イギリスのソールズベリーの自宅で急逝しました。

テリーの先見性のあるカヴァーアートは、1968年のアルバム『Odessey and Oracle』と永遠につながっています。それから約50年後、彼は僕たちのアルバム『Still Got That Hunger』と書籍『The Odessey』のカヴァーで再び僕たちを優雅にしました。

何よりも、テリーの抑えきれないやんちゃな精神は、出会ったすべての人に笑顔を残し、その精神は彼の作品の中で永遠に生き続けます。彼の妻エリカとその家族に心よりお悔やみ申し上げます。親愛なる友よ、安らかに眠れ”