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米デザイン会社、新型コロナ時代に観客がライヴで着用する「新型コロナウイルス保護スーツ」提案

2020/05/26 16:03掲載
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MICRASHELL by Production Club
MICRASHELL by Production Club
米国のデザイン会社は、新型コロナウイルス時代に、コンサートの観客がライヴ・イベントやフェスティバルで着用する「新型コロナウイルス保護スーツ」を提案しています。

『Micrashell』と呼ばれるこのスーツは、米カリフォルニアのデザイン会社Production Clubによって考案されたもので、近未来的なヘルメット、ろ過システム、LED照明のアクセントなどが特徴です。

Production Clubの開発部門のトップであるミゲル・リズエノは、「Micrashellは、人と人を(安全に)結びつけるためのソリューションです。空気中の粒子やウイルスに接する中で、安全性とセキュリティを次のレベルに引き上げるハーフスーツです」と説明しています。

Production Clubは主にステージデザインやテクノロジー、音楽、ゲームの没入型体験に焦点を当てています。しかし、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の中で大規模なイベントを開催するという問題を解決する手助けをするために、デザイン会社は防護服の開発に取り組むようになりました。

このデバイスは、N95呼吸フィルターを備えているだけでなく、キャニスターを装着してドリンクなどを楽しむことができます。「ヘルメットを取り外す必要がないのも魅力の一つです」とデザイナーは話しています。

観客が会場からスーツをレンタルし、使用後に会場が責任を持って消毒するというのが、リズエノのプランです。

コンセプト映像あり



以下は米国のニュース番組での特集映像