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伝説的ジャズ・ドラマー ジミー・コブ死去、マイルス・デイヴィス『Kind of Blue』参加

2020/05/26 06:13掲載
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Jimmy Cobb
Jimmy Cobb
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)『Kind of Blue』(1959年)での演奏でも知られている、伝説的ジャズ・ドラマー、ジミー・コブ(Jimmy Cobb)が5月24日、ニューヨーク市マンハッタンの自宅で死去。彼の妻によると、死因は肺癌。ジミー・コブは91歳でした。

ジミー・コブは、1929年にワシントンD.C.で生まれる。21歳の時にライオネル・ハンプトン楽団にも所属していたサックス奏者アール・ボスティックの録音に参加して音楽人生がスタートする。その後、ウイントン・ケリー、ウェス・モンゴメリー、キャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーン等のバンドで活動。彼の名前を有名にしたのは1958年からフィリー・ジョー・ジョーンズの後任として参加したマイルス・デイヴィスのグループでの活躍。歴史的名盤『Kind of Blue』のレコーディングにも参加した。マイルス・デイヴィスを支えたウィントン・ケリー、ポール・チェンバースとのトリオは、今も語り継がれるジャズ界最高のリズムセクションとして名高い。

90歳を過ぎても現役ドラマーとしてニューヨークのジャズ・クラブを中心に活動を続けていた。