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レッド・ツェッペリンのデビュー・アルバム ジャケットカヴァーのオリジナルアートワークがオークションへ

2020/05/10 18:02掲載
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Led Zeppelin / Led Zeppelin
Led Zeppelin / Led Zeppelin
米ローリング・ストーン誌によると、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のデビュー・アルバム『Led Zeppelin』(1969年)のジャケット・カヴァーのオリジナル・アートワークがオークションに出品されます。

ジャケット・カヴァーは、燃え落ちるツェッペリン飛行船ヒンデンブルク号(ヒンデンブルク号爆発事故)の写真を点描したもの。手がけたのは、当時ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生だったジョージ・ハーティ。彼の友人である写真家のスティーヴン・ゴールドブラットがハーティをレッド・ツェッペリンに紹介し、この作品のデザインを手掛けることに。ハーティから最初に提案された複数のデザインのアイデアは通らず、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)がサム・シェアが撮影したヒンデンブルク号爆発事故の写真を使うよう提案し、写真を点描してデザインしました。

レッド・ツェッペリンはジョージ・ハーティのこの作品にわずか60ポンドしか支払わなかったと伝えられていますが、何年か後に彼のオリジナル点描トレースが発見されたとき、「ジョージの年金基金」という但し書きがあったと言われています。

オークションは、オークション大手・クリスティーズにて6月2日に開始され、6月18日まで行われます。落札予想価格は20,000ドル〜30,000ドル(約213万円〜約320万円)。