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ジェネシス 再結成ツアーにピーター・ガブリエルを迎える可能性や新しいアルバムについて話す いずれもNO

2020/04/28 09:22掲載
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Genesis - Photo by PATRICK BALLS / MARTIN GRIFFIN
Genesis - Photo by PATRICK BALLS / MARTIN GRIFFIN
再結成ツアーの開催を発表しているジェネシス(Genesis)。今回の再結成のメンバーはフィル・コリンズ(Phil Collins)トニー・バンクス(Tony Banks)マイク・ラザフォード(Mike Rutherford)の3人で、2020年11月、12月に英国・アイルランドをツアーします。ジェネシスのライヴ・パフォーマンスは2007年以来13年ぶり。

3人は英MOJO誌のインタビューの中で、今回の再結成に1970年代に脱退したピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)スティーヴ・ハケット(Steve Hackett)を加える可能性について尋ねられ、

フィルは「スティーヴとピーターとのリユニオンは難しいと思う。マイクやトニーと一緒にプレイするのは簡単な選択だ」と答えています。

マイクは「5人がまた一緒になるというアイデアが好きなのは知っているけど、ほとんどの人が知っていて愛している曲は、この40年間のものだよ。ピーターはずっと昔に脱退したんだ。今、彼と一緒に何ができるのか本当に分からないよ」と付け加えています。

トニーは「初期のアルバムは大好きだけど、その時代の曲をやるのは変な話だよ」と語っています。

このツアーには、フィル・コリンズが脊椎疾患のためドラムを演奏できないため、2年前のフィルのカムバックソロツアーと同様に、彼の18歳の息子であるニック・コリンズがドラムを担当します。

ニック・コリンズの参加について、フィルは「彼を無理やりバンドに入れたわけじゃない。ドラマーを押し付けることはできない」と話しています。

トニーは「最初にフィルが(自身の公演に)ニックを起用していると聞いた時、なんて馬鹿げたことをしていると思った。ニックはまだ16歳だった。でも、その後、彼がどれだけ優れていて、本物だという報道が再びなされ始めた。アルバート・ホールでフィルのショーを見たんだけど、ニックは最高だった」と話しています。また最初のリハーサルを回想し「最初に演奏した曲は“No Son of Mine”と“Land of Confusion'”だった。この2曲が一番簡単だったからね。ニックは僕らよりもよく知っていた。恥ずかしいくらいにね」と付け加えています。

3人はツアーを楽しみにしていますが、新しいアルバムを作る予定はありません。マイクは「我々のレーダーにはないよ。このツアーはそれ自体が大きな仕事なんだ」と語っています。