ニューオーリンズのジャズ・レジェンド、“マルサリス・ファミリーの大黒柱”ジャズ・ピアニストの
エリス・マルサリス(Ellis Marsalis)が4月1日に死去。家族によると、マルサリスは新型コロナウイルス感染症の症状で入院し、検査の結果を待っていました。85歳でした。
エリス・マルサリスは、1950年代からニューオリンズのモダン・ジャズ界を牽引すると共に、キャノンボール・アダレイ等、数多くの世界的ミュージシャンとも共演。指導者、教育者としての手腕にも定評があり、息子たち(ウィントン・マルサリス、ブランフォード・マルサリス、デルフィーヨ・マルサリス、ジェイソン・マルサリス)のほか、テレンス・ブランチャード、ハリー・コニックJr.など、無数の才能に光を当ててきた。2008年には「ニューオリンズ名声の殿堂」、2010年には一家で「ジャズ・マスターズ賞」を獲得した。