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「ブラック・サバスが彼らの楽曲を盗み出してメタル版をリリースしたと主張するバンド」という設定のジャズ・サバス 「Changes」公開

2020/03/26 23:48掲載
Jazz Sabbath / Jazz Sabbath
Jazz Sabbath / Jazz Sabbath
ブラック・サバス(Black Sabbath)と同年に結成され、1970年2月13日に彼らと同じくデビュー・アルバムをリリースする計画だった、という設定のバンド、ジャズ・サバス(Jazz Sabbath)。ミルトン・キーンズと名乗るこのバンドの中心人物は、じつはブラック・サバスやオジー・オズボーン・バンドでキーボードやギターを演奏したアダム・ウェイクマン。リック・ウェイクマンの息子です。

アダムの覆面ジャズ・プロジェクトであるジャズ・サバスはデビュー・アルバム『Jazz Sabbath』を海外で4月10日発売。ブラック・サバス楽曲をジャズ・アレンジでカヴァーした作品ですが、ジャズ・サバスは「ブラック・サバスが彼らの楽曲を盗み出してメタル・ヴァージョンをリリースしたと主張するバンド」という設定です。

このアルバムから新たに「Changes」が聴けます。

以下、ジャズ・サバスのプレスリリース(設定)より

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1968年に結成されたジャズ・サバスは、当時イギリスから出てきた新しいジャズムーブメントの最前線にいると多くの人が考えていました。待望のデビューアルバムは、1970年2月13日(金)に発売予定でしたが、発売されることはありませんでした。今までは。

セルフタイトルのデビューアルバムは、バンドリーダーのミルトン・キーンズが深刻な心臓発作で入院したためキャンセルされました。

1970年9月にミルトンが病院から退院したとき、彼はブラック・サバスと呼ばれるバーミンガムのバンドが、彼の楽曲のいわゆるメタル・ヴァージョンを含む2枚のアルバムをリリースしていたことを知りました。

ミルトンは彼のレコードレーベルRusty Bedsprings Recordsに連絡を取ろうとしましたが、それがもう存在せず、レーベルのオーナーは刑務所に入っていました。1970年6月に倉庫が全焼したとき、ジャズ・サバスのアルバムはすべて破壊。1968年から1969年までのライヴ・パフォーマンスのブートレッグテープが、ジャズ・サバスの存在の証拠として残されていただけでした。

火災で失われたと思われていたマスターテープは昨年発見。録音されてから50年が経ち、これら楽曲はようやく日の目をみます。何百万人もの人々が崇拝しているヘヴィメタルバンドは、実際には、寝たきりの入院をした天才から音楽を盗み出した、音楽的ペテン師にすぎないことを証明しています。

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「Changes」


以下は以前に公開された音源・映像

「Iron Man」


架空のドキュメンタリー映像。このドキュメンタリーでは、俳優ロバート・パウエルがミルトンにインタビューし、ジャズ・サバスの盛衰と、彼の楽曲のあからさまな盗みについて議論しています。

■『Jazz Sabbath』

1. Fairies Wear Boots
2. Evil Woman
3. Rat Salad
4. Iron Man
5. Hand Of Doom
6. Changes
7. Children Of The Grave