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ヨーヨー・マ <バッハプロジェクト>で来日 3月28日に沖縄でバッハを演奏

2020/02/07 18:45掲載
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Yo-Yo Ma - Photo by Jason Bell
Yo-Yo Ma - Photo by Jason Bell
現代最高峰のチェリストのひとり、ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)は、<バッハプロジェクト>の一環として3月28日に沖縄でバッハを演奏します。

<バッハプロジェクト>は、“バッハの音楽で人間性を取り戻す役に立ちたい”というヨーヨー・マの強い想いにより2018年8月アメリカのデンバー公演からスタートしたコンサート企画。日本では今回の沖縄公演が唯一の公演です

以下インフォメーションより

現代最高のチェリスト=ヨーヨー・マが3月28日(土)、沖縄でバッハの「無伴奏チェロ組曲」を演奏するために来日する。この公演は“バッハの音楽で人間性を取り戻す役に立ちたい”というヨーヨー・マの強い想いにより2018年8月アメリカのデンバー公演からスタートしたコンサート企画<バッハプロジェクト>の一環となる。1981年の初来日以来、ヨーヨー・マが沖縄で公演を行うのはこれが初めて。このプロジェクトは2020年まで全世界で計36回行われることが発表されている。これまで世界各地の26カ所(ジャカルタ、クライストチャーチ、メルボルン、シドニー、西安、ソウル、ベイルート、アテネ、シカゴ、ウィーン、バルセロナ、コロンビア、チリ、リマ、テキサス、メキシコシティ、サン・ファン、プエルトリコ、ムンバイ、モントリオール、ワシントン、カリフォルニア、マサチューセッツ、ライプツィッヒ、ヤングスタウン、デンバー)で開催されており、日本では今回の沖縄公演が唯一の公演となる。

以下プロジェクトのプレスリリースにヨーヨー・マのコメントが発表されている。

<プレス・リリースより>
世界最高のチェリストのひとりと称されるヨーヨー・マ。彼にとってバッハの「無伴奏チェロ組曲」は幼少期から続くチェロ人生を共にしてきた特別な楽曲です。バッハプロジェクトはこの楽曲を2年間、世界各地36箇所で、ひとりで演奏するというプロジェクトです。日本では、今回の沖縄公演が唯一の公演となります。
この旅は、彼にとって音楽活動の集大成であるだけでなく、人間同士の対話の可能性を考えるためのものでもあります。そのため、他の国では、例えばアメリカ-メキシコの国境の壁の前のような、世界中の象徴的な場所で演奏されてきました。通底するテーマは、#culture connects us。「文化は、橋を作る。壁ではなく」。文化が、いかに私たちの想像力を膨らませ、より良い未来をつくっていくことに役立てられるか。それを探究するための、対話、そして協働のシリーズなのです。
「文化ーーそれは、私たちが自分自身を表現し、互いを理解するための手段なのですがーーは、強い社会を築くために重要な役割を果たす、と信じています。私の願いは、バッハの音楽を使って、私たちの文化についてのより大きな対話を始めていくということなのです。」(ヨーヨー・マ)

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バッハの「無伴奏チェロ組曲」はチェロの旧約聖書といわれる最難関のレパートリーだ。音楽家だった父親の手ほどきで4歳の時から毎日欠かさずこの曲を演奏し続けたヨーヨー・マにとっては人生の音楽的伴侶といえる重要な作品。これまで1982年、1994-97年、2017年の3回全曲レコーディングを行っており、最新アルバムは2018年8月に発売されている。



【来日公演】
・日時:3月28日(土) 16:30開演(15:30開場)
・場所:沖縄コンベンションセンター展示棟
・来日公演公式サイト
https://www.legare-music.info/
https://www.pmnet.co.jp/live/2020/yo-yoma/
◎ヨーヨー・マバッハプロジェクト実行委員会より首里城復興クラウドファンディング詳細はこちらから
https://readyfor.jp/projects/shuriyoyoma