ジョシュ・クリングホッファー　レッド・ホット・チリ・ペッパーズ脱退を初めて語る

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ（Red Hot Chili Peppers）は2019年12月に、ジョシュ・クリングホッファー（Josh Klinghoffer）が脱退し、ジョン・フルシアンテ（John Frusciante）が復帰すると発表。

ジョシュ・クリングホッファーは脱退後初めてこの件について語っています。

WTFポッドキャストでのMarc Maronとのインタビューの中で、ジョシュはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの決定を「非常にシンプル」と言い、両者の間には「敵意はない」と話しています。「あのバンドは絶対にジョンの場所だ。だから僕は彼に満足している。彼が彼らと一緒に戻ってくれてうれしい」。

ジョシュは、ジョンがこの数カ月間フリー（Flea）と即興演奏していたことを知っていたため、このニュースは「大きなショックだが驚きではない」と言い、「ジョンとフリーは音楽の言語を持っている。僕は彼とジョンが持っていた歴史と決して争うことはできないだろう」と付け加えています。

ジョシュは、バンドの決定を直接知らされたと語り、「自転車で（フリーの家に）に行った。彼らはただ言った。“ジョンにバンドに戻ってくるように頼むことにした”。僕は少しの間静かに座っていたが“驚かない”と答えた。僕が言える唯一のことは“音楽的にも創造的にも何かできたらよかったのに、それが絶対に不可能になっていた”ということだけだった」。

ジョシュは脱退前、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新しいアルバムに取り組んでいました。彼は、書かれた曲はあったが録音はされていないと言い、バンドはジョンと一緒に書かれた新しい曲を使うだろうから、それらの曲は使われないだろうとジョシュは推測しています。

インタビューの中で、ジョシュはジョンとの個人的な関係についても話しています。二人は、ジョンが2009年にレッド・ホット・チリ・ペッパーズを脱退するまでは親密な協力関係にありましたが、ジョシュ自身がバンドに参加するよう招待された後、2人は音信不通になっていたことを認めています。

ジョシュはレッド・ホット・チリ・ペッパーズでの10年間について「もしジョンが5年前に戻ってきていたら、僕は（自分の貢献と）彼らが持っているものを比較検討するのが難しかったと思う。10年の歳月と二つのツアー、そしてほぼ三つのアルバムを書き終えた今、僕は彼らと一緒にやったことを本当に誇りに思っています。何かを作ったような気がする」とコメントしています

インタビューは以下で聞けます