この名盤を映像化した映画『Tommy』は、1975年にイギリスにて公開し、世界各国で爆発的なヒットを記録した。1975年度アカデミー賞Ⓡに、アン・マーグレットは、最優秀主演女優賞ノミネート。ピート・タウンゼントは、最優秀歌曲・編曲賞ノミネートされるなど、数々の賞で輝かしい成績をおさめた。それを受けて、日本で上映されたのは、今から43年前の1976年4月。本作は、当時日本でもカルト的人気を誇った。監督は英国の鬼才ケン・ラッセル。原案、音楽監督はザ・フーのピート・タウンゼント。主人公のトミーをザ・フーのヴォーカル、ロジャー・ダルトリーが演じた。出演は 、ザ・フーのメンバー、ピート・タウンゼント、ロジャー・ダルトリー、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンのほか、日本では3大ギターリストの一人であり、「スローハンド」と呼ばれているギターの神様“エリック・クラプトン”、昨年の大ヒット映画『ロケットマン』で話題となった“エルトン・ジョン”や、その後映画『マッドマックス/サンダードーム』等映画界にも進出するソウル・クイーン“ティナ・ターナー”ら超一流ミュージシャン等も出演。のちの名曲“See Me,Feel Me(シー・ミー・フィール・ミー)”, “Eyesight to the Blind(光を与えて)”, “Pinball Wizard(ピンボールの魔術師)”, “Acid Queen(アシッド・クイーン)”などダイナミックなパフォーマンスで魅了し、更にはジャック・ニコルソン、アン・マーグレット、オリヴァー・リードら映画界のビッグスターが歌と踊りを披露している。また、随所に現れるザ・フーのドラマー、キース・ムーンの天才的な怪演も見どころである。
昨年は、アルバム「TOMMY」の発表から50周年。また13年ぶりの新作も発売され、そして今年は、世界初公開から45周年を迎えるなど、ザ・フーが世界的に盛り上がりを見せる中、公開から45年に渡り誰も超えることができなかったロックオペラの最高峰『Tommy』<HDリマスター版>をいよいよZeppにて轟音上映することにいたしました。3月9日(月)、Zepp DiverCity(東京)、Zepp Nagoya、Zepp Namba(大阪)の3Zeppにてライヴハウス上映(キネマ最響上映)いたします。世界のミュージシャンが認めた日本屈指のライヴハウスZepp。ご家庭では、決して味わうことができないライヴハウス環境での『他を圧倒するダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』で、レストア&リミックスし、画・音質が向上したHDリマスター版ロックオペラ『Tommy』を存分にお楽しみにいただければと思います。公開当時のキャッチは、『Your Senses Will Never Be The Same!』。1975年3月18日のワールド・プレミアから今年の3月でちょうど45年。45年経過してもなお、観る度に新たな発見をもたらす、創造の泉『トミー』は、正しく『Your Senses Will Never Be The Same!』を実証しました。この世界初の試みながら、最後となってしまう一夜限りの上映イベント。壮大なロックオペラをライヴハウス環境で堪能できる最初で最後のチャンスなだけに、ファンならずとも見逃せない上映となる。本日1月15日(水)12:00[正午]より、イープラス(e+)にて先行抽選受付(プレオーダー)開始!痺れっぱなしの半端ない111分、是非体感ください。
The Who ロックオペラ 『Tommy』一夜限りのキネマ最響上映@Zepp東名阪 原題:Tommy 日程|2020年3月9日(月) Monday.9th.March.2020 会場|Zepp DiverCity (TOKYO) /Zepp Nagoya/Zepp Namba(OSAKA) 開場|6:30pm 開映|7:30pm 【1975年/イギリス/カラー/本編111分/2ch/ビスタ/HDリマスター版/BD/日本語字幕】