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サンドウィッチマンが病院に手作りラジオ局を開設 NHK『病院ラジオ』「子ども病院編」再放送決定

2020/01/11 15:30掲載
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NHK『病院ラジオ「子ども病院編」』(c)NHK
NHK『病院ラジオ「子ども病院編」』(c)NHK
病院にラジオ局を開設したら、患者やその家族から、どんな思いを聞けるだろう。お笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人が病院に出向き、2日間限定の出張ラジオ局を開設。患者やその家族を招き、普段、病気と向き合うなかで、なかなか言えない本音を聞きだし、それぞれの思いをリクエストした曲にのせて届けていく、NHKドキュメンタリー『病院ラジオ』。

2019年4月に放送された「子ども病院編」の再放送が決定。総合で2月11日(火)放送。サンドウィッチマンが向かったのは東京・世田谷区にある、子どもに関するさまざまな病気を診る国立成育医療研究センター

■『病院ラジオ「子ども病院編」』
初回:NHK総合 2019年4月29日
再放送:NHK総合 2020年2月11日(火)午後5時10分〜 午後6時00分

サンドウィッチマンが、東京・世田谷区にある、子どもに関するさまざまな病気を診る国立病院に出向き、2日間限定のラジオ局を開設。入院しながら難病に向き合う子どもたちや、闘病するわが子に寄り添う家族の、日ごろ言えない気持ちを、リクエスト曲とともに聞いていく。ラジオを通じて、人々の思いが交錯し、見る人の心が揺さぶられる、笑いと涙の新感覚ドキュメンタリー。

<番組スタッフから>

【番組の見どころは?】
なんといっても子ども達の「未来に向かう力強さ」に圧倒されました。将来の夢を描きながらも、ときに悩み、病と向き合ってきた子どもたち。そのなかで行きついた考え方や生き方は、私たちにたくさんの勇気、希望を与えてくれます。サンドウィッチマンさんとの笑いあり、涙ありのトークから、そんな子どもたちが持つ「可能性」、またそれを支えるたくさんの人の優しさに触れていただければ幸いです。

【この番組を取材するなかで新しい発見や、驚いたことはありましたか?】
初めて患者さんを取材するとき、どうお話を聞けばよいのか、正直戸惑いました。子どもたちに病気のことを聞いてよいものか、傷つけてしまうのではと一人勝手に悩んでいました。ところが実際、取材をすると自分の病状や日常を驚くほど詳しくしっかりと話してくれました。そのときの彼らの表情は今も忘れられません。なぜそんなに話してくれるのか、ある子に聞くと、病気のことを知ってもらって、自分と同じ病気になった子が不安にならないでほしいから、と教えてくれました。どんな苦境でも人のことを考えられる、そんな子どもたちの強さ、優しさに学ばせてもらう日々でした。

(番組ディレクター 島田嶺央)

【出演】サンドウィッチマン

番組ページ:
https://www4.nhk.or.jp/P5022/