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デヴィッド・ボウイ「Space Oddity」50周年記念 スタイロフォン・オーケストラがトニー・ヴィスコンティProでカヴァー、MV公開

2019/12/18 16:00掲載(Last Update:2019/12/18 16:01)
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Kingston University Stylophone Orchestra
Kingston University Stylophone Orchestra
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が1969年楽曲「Space Oddity」のレコーディングに使用した小型の電子楽器「スタイロフォン(Stylophone)」。それから50年、英キングストン大学のスタイロフォン・オーケストラは、ボウイの盟友トニー・ヴィスコンティ(Tony Visconti)をプロデューサーに迎えて「Space Oddity」のカヴァーをレコーディング。ミュージックビデオが公開されています。

「スタイロフォン」は、付属のペンで鍵盤をなぞって音を出す電子楽器。もともとは子供向けのトイ・シンセでしたが、その独特のサウンドなどからプロのミュージシャンにも愛され、デヴィッド・ボウイやクラフトワークも使用しています。

今回、ヴィスコンティは、キングストン大学の音楽教師で、ボウイの熱狂的なファンであるリア・カルドスによって書かれたオーケストラとアレンジメントに非常に感銘を受け、プロデュースの依頼を承諾。

スタイロフォン・オーケストラは、大学の学生とスタッフで構成されており、大半のプレイヤーはオリジナルのスタイロフォンを使用していますが、スタイロフォンの最新モデル「Stylophone GEN R-8」なども使用しています。ヴォーカルは学生のエルシャッド・アラムギルが担当しています。

なお、キングストン大学によると、ヴィスコンティは、2020年リリース予定の自身の新しいアルバムの一部にスタイロフォン・オーケストラを起用しています。