イギー・ポップ在籍ザ・プライム・ムーヴァーズ・ブルース・バンドの幻の音源がオフィシャル・リリース決定

ドラマーとして加入したイギー・ポップが本名のジェームズ・オスターバーグからイギー・ポップと名乗るきっかけとなったデトロイトの伝説のエレクトリック・ブルース・バンド、プライム・ムーヴァーズ・ブルース・バンドの幻の音源が遂にオフィシャル・リリース! 1965年にマイケルとダンのアールワイン兄弟を中心に結成されたプライム・ムーヴァーズは当時の流行のブリティッシュ・インヴェイジョンの流れに乗らず、モータウンからのオファーを断り、シカゴ・スタイルのエレクトリック・ブルース一筋で活動していたバンドで、本作ではイギーの「ロー・パワー」なドラムがたっぷりと堪能でき、彼が優れたブルース・ドラマーであることが認識できます。イギーは「アイム・ア・マン」でヴォーカルも披露!

リーダーで『オール・ミュージック・ガイド』(現AllMusic)の設立者でもあるマイケル・アールワインによるライナー(もちろん対訳付)では、イギーの由来を始めとして、マイケルとボブ・ディランとの意外な関係、イギーが脱退を決意する事となるポール・バターフィールド・ブルース・バンドとの出会い、ジェリー・ガルシアとのセッションの思い出など、興味深いエピソード満載で読み応え十分な内容になっています。