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フレディ・マーキュリーのグラフィックノベル風伝記、日本版発売決定

2019/11/01 10:55掲載
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グラフィック伝記 フレディ・マーキュリー
グラフィック伝記 フレディ・マーキュリー
クイーン(Queen)のヴォーカリスト、フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)のグラフィックノベル風伝記が日本版発売決定。『グラフィック伝記 フレディ・マーキュリー』は岩崎書店から12月18日発売。フレディの波瀾万丈の生涯を親しみやすいオールカラーのイラストと共に綴る。

ページサンプルあり













■『グラフィック伝記 フレディ・マーキュリー』

著者:
アルフォンソ・カサス 作
宇野 和美 訳
小原 京子 訳

ISBN:9784265860463
判型・ページ数:菊判・132ページ
定価:本体1,800円+税

<内容>

「QUEEN」のボーカリスト、フレディの波瀾万丈の生涯を親しみやすいオールカラーのイラストと共に綴る。
本書は2018年10月スペインで原書が刊行され、またたく間にベストセラー入り。米国、フランス、イタリア、ロシアなど、世界12カ国で刊行。

【目次】
「ボヘミアン・ラプソディ」は、フレディ・マーキュリーの、最もよく知られた曲のひとつだ。それまでのロックの楽曲と比べると、長さ(6分近くかかる)から構成まで、何もかもが型破りだ。まず、リフレインがない。繰り返しが一切なく、どこをとっても新しく、常に前へ前へと進む。フレディの人生がまさにそうだったように。

そこで、フレディ・マーキュリーの人生をこの曲に見立て、この本は最大のヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」になぞらえて構成した。既成の枠から飛び出し独自の道を見つけたことが、どちらにも共通している。

●イントロ
●バラード
●ギターソロ
●オペラ
●ロック
●コーダ

<著者について>
【アルフォンソ・カサス(Alfonso Casas)・作】
1981年サラゴサ生まれ。物心ついたときには鉛筆を握り、コミックにかこまれていた。教育学部卒業後バルセロナに転居し、以来コミックや出版・広告のイラストレーションを手がける。コミックに『微小の愛』『すべての八月の終わり』、グラフィックノベルに『セ(ンチ)メンタル』『フェデリコ・ガルシア・ロルカ』(すべて未邦訳)などがある。

【宇野和美・訳】
東京外国語大学卒業。出版社勤務の後、スペイン語翻訳に携わる。日本子どもの本研究会理事。訳書に、『ちっちゃいさん』(講談社)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)、『ポインセチアはまほうの花』(光村教育図書)、『ピトゥスの動物園』(あすなろ書房)、『雨あがりのメデジン』(鈴木出版)、『日ざかり村に戦争がくる』(福音館書店)、『サラミスの兵士たち』(河出書房新社)、『エロイーサと虫たち』(さ・え・ら書房)、『フォスターさんの郵便配達』『マルコとパパ』(偕成社)、『もしぼくが本だったら』(アノニマ・スタジオ)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)など多数。

【小原京子・訳】
山口県岩国市出身。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。在京スペイン大使館で、文化広報担当、翻訳官として23年間勤務した後、海外に拠点を移し、翻訳、コラム執筆、スペイン語通信教育に携わる。訳書『アウシュヴィッツの図書係』(集英社)が、ブクログ大賞(2017 年海外小説部門)を受賞。